ケイリンエボリューションとは
KEIRIN EVOLUTION(ケイリンエボリューション)とは、オリンピック等と同様の国際競技大会ルールに基づく単発レース。使用するピストもフレーム、ホイールがカーボン製のもの。
ドミトリエフ選手の愛機はLOOK R96、L96
2017ジャパン・トラック・カップでドミトリエフ選手が乗っていたのは「LOOK R96 SPEED」。高級ロードバイクメーカーの代名詞とも言えるLOOKが送り出す、“ベロドロームのF1”と銘打たれた一台。モデル名の“R”はRio De Janeiro(リオデジャネイロ)のRという事で、オリンピックスペシャルとして仕立てられており、選手毎にフルオーダーで作られます。
ただし、ケイリンエボリューションでは一つ前のモデル「L96」を使用するそうです。L96はフレームセット価格で約100万円。ホイール等のパーツを含めると200万円は下らないのではないでしょうか。
リオデジャネイロオリンピックで使用したLOOKフレームは、最新モデルのR96です。ケイリンエボリューションで使用するLOOKフレームは旧モデルのL96です。R96とL96の違いは、前ホークの形状が改良され、フレーム重量が少し軽くなりましたが、見た目はほぼ同じで大きな違いはありません。このモデル(L96)の良いところは、クランクとハンガ(BBと呼ばれる)がワンピース(1部品)になっているところです。
一般的なカーボンフレームでは、クランク2部品とハンガ1部品のスリーピース(3部品)で構成されています。スリーピース(3部品)のカーボンフレームに乗ると違和感がありましたが、ワンピース(1部品)のLOOKフレームではペダルを踏んだときに力が伝わり、自転車の進み方の反応が良いため、私はとてもLOOKフレームが気に入っています
ケイリンエボリューションが国際ルールのレースとは言え、ベロドロームのバンクは板張りの屋内、競輪場のバンクは屋外のコンクリートと違いもあり、コース長も異なる。そして一緒に走るのは競輪の選手…という事で、ドミトリエフ選手は戦術的にピストを使い分けているようです。
LOOK R96 2017
LOOK L96 2014
ケイリンエボリューションのルール(PDF)
S級決勝は地元勢の深谷、金子?まくる君カップ勝利の河端?
S級決勝は地元中部の深谷知宏(96期/愛知)、金子貴志(75期/愛知)、そして河端朋之(95期/岡山)が注目の選手。また、イベントプログラムでは新田祐大のトークショーが予定されているとの事。
開場68周年記念豊橋競輪ちぎり賞争奪戦【G3】
豊橋競輪場
愛知県豊橋市東田町87
TEL0532-61-3136