2018年6月10日(日)に取手競輪場で開催された、ガールズケイリンインターナショナル2018は、世界選手権ケイリン金のニッキー・デグレンデルが、ステファニー・モートンを下し優勝。小林優香が3着となった。
最終周回へ入りレーススピードが上がると同時に、7番小林優香(福岡/106期)が先頭へ。それを追う形でロリーヌ・ファンリーセン(オランダ)、ステファニー・モートン(オーストラリア)、ニッキー・デグレンデル(ベルギー)ら外国人勢が外側から踏み込み先頭に立つ。
最終直線は抜け出したモートンとデグレンデルの一騎打ちに。目視ではわからないほどの僅差となり、写真判定の結果デグレンデルが勝利した。
ダイジェスト動画
ニッキー・デグレンデル優勝インタビュー
モートン選手が勝ったと思っていた
本日のレースはどのように走ろうと思っていましたか?
自分の強みは「良いタイミングを忍耐強く待つ」ことです。タイミングを待って焦らずに行くこと。今回のレースは周りのメンバーがとても強かったので、モートン選手とファンリーセン選手からあまり離れないように走り、展開を見ながら動こうと思っていました。
ゴールの時はモートン選手に勝てたと思いましたか?
いえ、モートン選手が勝ったと思っていました!
来日選手とこんな風にゴール前で接戦を繰り広げたのは2回目で、前回はマチルド・グロ選手と走った時(05/15~05/17 いわき平競輪)でした。その時は、ゴール時点で自分が勝ったと思っていたのですが、実際はグロ選手の勝利だったんです。
今回は勝利できてとても嬉しいです!
松戸競輪場でのレースが残っていますが、次回も競輪の招待があれば来日してみたいですか?
もちろん!走りが強くなる本当に良い経験になりますし、屋外で走ることも良い経験です。選手として強くなるだけではなく、日本の選手と仲良くなったり、日本の文化を知る機会にもなっています。招待をいただければ必ず来日したいです。
2年後の東京オリンピックに向けてはいかがでしょう?
あと2年あるという気持ちと、2年しかないという気持ちがあります。これから努力して自分の強さをもっともっと高めて、経験も積んでいきたいと思っています。五輪出場、そしてメダル獲得を目指しています。
「食事は小倉、バンクはいわき平が好き」優勝したニッキー・デグレンデル選手へインタビュー!/ガールズケイリンインターナショナル2018
ステファニー・モートン「リスクを負ってでも踏み込まなければならなかった」