2018年5月15日(火)、京王閣競輪場ゴールドカップレース(GⅢ)最終日9RのKEIRINエボリューションサム・ウェブスター選手が出場した。

豪風が吹き荒れ、選手にとっては悪環境となった京王閣競輪場。

最終周回を知らせる合図が鳴ると、5番猪俣康一(愛知/99期)が先頭へ。サム・ウェブスター(ニュージーランド)は絶好の2番手につける。最終コーナーを曲がる手前でウェブスターが猪俣を捲り、あっという間に距離を広げ、6車身差をつけて1着でゴールした。他者の追従を許さない圧倒的な勝利となった。

番手につけるサム・ウェブスター選手

2着と6車身差をつけてのゴール

「今年も川崎競輪で決勝進出を」サム・ウェブスターインタビュー

レースを振り返っていかがでしたでしょうか

今日のレースはものすごく風が強かったので、先行向きではありませんでした。前もって、他の選手が自分をブロックしようとすることは知っていましたので、自分のポジションをキープし、5番の選手が先行したところを捲って行きました。

スタート直後は先頭を走っていましたが、戦略的にでしょうか

はい、戦略です。エボリューションでは誘導を追い抜かすことはできないので、先頭にいれば誰も自分を追い抜かすことはできないと考えたからです。誰かがペースアップしてきたら競って行こうと。

2番手に入り、仕掛けたタイミングはいかがでしたか

5番の猪俣選手が前を走っていた時にスイングしたので、そのタイミングで加速をして捲りました。

レース中は始終落ち着いてました?

特に驚くこともなく、落ち着いていました。猪俣選手が前に出た時も、他の選手は待つと思っていたので。

優勝した率直な気持ちを教えてください

とても嬉しいです。ウォームアップもできましたし、この後も良いレースができると思います。

レース前のサム・ウェブスター選手

この先の川崎競輪(サテライト横浜C・報知新聞社杯)も含め、日本での2シーズン目をどのように過ごされたいですか

この後は伊豆へ戻ってトレーニングです。川崎はとてもハードなレースになると思っていますので、伊豆でトレーニングを重ねて、良いレースが出来るように戻ってきたいと思っています。昨年は川崎で決勝出場したので、今年も決勝に出られるように頑張ります。(次回5/24~5/26川崎競輪に出場予定)

結果

車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 4 ウェブスター 26  ニュージーランド S2 11.1 捲り
2 1 芦澤辰弘 29 茨城 95 S1 6車身 11.4 差し
3 3 澤田義和 45 兵庫 69 S1 3/4車身 11.3
4 7 山中秀将 31 千葉 95 S1 1/2車輪 11.6
5 6 大野悟郎 38 大分 83 S2 2車身 11.4
6 5 猪俣康一 42 愛知 99 S2 3車身 12.4 HB
7 2 佐藤朋也 38 秋田 89 S2 8車身 12.4

※その他のレース詳細はkeirin.jpでご確認ください。

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