大盛況で幕を閉じたトラックパーティー2018 Spring、その結果と優勝者のコメントを一挙に紹介!まずは短距離編だ。

トラックパーティー2018 Springで行われた短距離種目は3つ。男子ケイリンと女子ケイリン、そして女子スプリント

男子ケイリン渡邉一成が鮮やかな勝利

男子ケイリンは1日に3本と、タフさが要求されるプログラムであった。決勝では、トラック世界選手権2018銀の河端朋之、リオデジャネイロオリンピック銀のマティエス・ブフリ、トラック世界選手権2018スプリント金のマシュー・グレーツァーと、世界大会級のメンバーが揃った。

このハイレベルなレースを制したのは、日本の渡邉一成。渡邉は最後の半周で先行するブフリを追い抜き、見事に優勝を果たした。

自分との戦いであり、誰が相手でも勝つ、渡邉一成

早めに踏んで、あとはもう我慢するだけでした。4コーナーを回ったら前に誰もいなかったので、勝利を確信しました。

世界選手権では歯がゆい思いをし、4月はたくさん練習をして手ごたえを掴んだし、まあここで1発と思っていました。

ブノワコーチが常に言うのは「相手と走っているのではなく、自分と走っているのだ。自分との戦いであり、誰が相手でも勝つのだ。」そういうレースをすることができました。

(予選の200mタイムトライアルでは)自己記録を更新しましたし、根本的な脚力がついてきていると思います。

男子エリート ケイリン決勝結果

順位 ゼッケンNO. 選手名 チーム タイム
1  1  渡邉一成  JPC 10.596
2  2  河端朋之  Japan National Team
3  7  マシュー・グレーツァー オーストラリア
4  10  マティエス・ブフリ  BEAT Cycling Team
5  12  ジョセフ・トルーマン  イギリス
6  9  サム・ウェブスター  ニュージーランド
7  9  脇本雄太  JPC  10.596
8  4  トマシュ・バベク  チェコ
9  3  新田祐大  ドリームシーカー
10  6  雨谷一樹  Japan National Team
12  5  深谷知広  ドリームシーカー
12  11  テオ・ボス  BEAT Cycling Team

男子エリート ケイリン(ランダム)

男子エリート ケイリン(ランダム)

男子エリート ケイリン(ランダム)

男子エリート ケイリン(ランダム)

男子エリート ケイリン(ランダム)

男子エリート ケイリン(ランダム)

男子エリート ケイリン(ランダム)

順位 ゼッケンNO. 選手名 チーム タイム ポイント
1 1 1 渡邉一成 JPC 10.407 6
2 7 マシュー・グレーツァー オーストラリア 5
3 2 河端朋之 Japan National Team 4
4 3 新田祐大 ドリームシーカー 3
5 8 トマシュ・バベク チェコ 2
6 11 テオ・ボス BEAT Cycling Club 1
2 1 9 サム・ウェブスター ニュージーランド 10.365 6
2 10 マティエス・ブフリ BEAT Cycling Club 5
3 4 脇本雄太 JPC 4
4 12 ジョセフ・トルーマン イギリス 3
5 6 雨谷一樹 Japan National Team 2
6 1 深谷知広 ドリームシーカー 1

男子ケイリン タイムトライアル(TT)

男子エリート ケイリン(TTチャンピオンシップ)

男子エリート ケイリン(TTチャンピオンシップ)

男子エリート ケイリン(TTチャンピオンシップ)

男子エリート ケイリン(TTチャンピオンシップ)

男子エリート ケイリン(TTチャンピオンシップ)

順位 ゼッケンNO. 選手名 チーム タイム ポイント
1 1 11 テオ・ボス BEAT Cycling Club 10.783 6
2 5 深谷知広 ドリームシーカー 5
3 3 新田祐大 ドリームシーカー 4
4 6 雨谷一樹 Japan National Team 3
5 8 トマシュ・バベク チェコ 2
6 4 脇本雄太 JPC 1
2 1 10 マティエス・ブフリ BEAT Cycling Club 10.493 6
2 1 渡邉一成 JPC 5
3 7 マシュー・グレーツァー オーストラリア 4
4 2 河端朋之 Japan National Team 3
5 12 ジョセフ・トルーマン イギリス 2
6 9 サム・ウェブスター ニュージーランド 1

Text : Mizuki Ida
Photo : Shutaro Mochizuki