ステファニー・モートン選手レース後インタビュー
ファンが横断幕、一番嬉しかった
初勝利おめでとうございます。久々の競輪でのレースはいかがでしたでしょうか
初日から3連勝できて、本当に嬉しく思っています。コモンウェルスゲームズの後に休暇をとっていたので、どのようなレースができるかわからなかったのですが、今回のレースで足、身体の調子がとても良いことがわかりました。
レース途中、選手の横につけて並走するかたちを取られてましたね
一番後ろになって前に出るタイミングを失うことを避けるために、戦略的に横にポジションをとりました。誰かが先行するだろうと思っていたので、それと同時に自分もダッシュをかけ、結果的に優勝をすることができました。
優勝インタビューの際にファンの方がステファニー選手の横断幕を作ってましたが、いかがでしたか?
一番嬉しかったです!ファンの皆さんの前に行けてとても興奮していました。レースはもちろん勝つためのものですが、ファンの方と分かち合うためのものだと思っています。
レース前は少しナーバスな印象でしたが
いろんな人にレース前に緊張していた?と聞かれたのですが、どのレースでも緊張することはあります。良いレースをするためには、少しの緊張をレースに活かすことが勝利に繋がることだと思っています。
小林優香選手と一緒のレースでしたが、意識はされていましたか?
特別に、という訳ではありませんが、レース中はやはり小林選手が見える位置取りをしていたのは事実です。もちろんレースの間はいろんな選手の動きを見る必要がありますので、先行の動きなどを逃さないように全ての選手を見ています。
立川競輪ではずっと良いコンディションを維持されていたと思います。ロックダウンの時間はどのように過ごされていますか?
他のガールズ選手と話したり、TVを見たり、ストレッチや食事をして、次のレースのことを考えて過ごしていますね。
同じくオーストラリア出身のマシュー・グレッツァー選手も今年競輪で来日されていますが、来日前に日本の競輪について何か話されましたか?
もちろん、話しました!招待された時、彼はとってもエキサイトしてたんです。彼とは競輪とは何か、ロックダウンとは何かなど話しました。マシューはかつて競輪で来日したオーストラリアの選手たちについて知っていましたしね。
マシューは初戦(4月30日の宇都宮競輪)で優勝していて、マシューも私も、ピン・ピン・ピン(1位、1位、1位の意味)で勝っているので、お互いにいつも競争相手だと思っています。もちろん、チームメイトとしての競争相手ですよ。
今後のレースへの抱負をお願いします
これからまだまだレースはありますが、今日のようなレースを展開していきたいですね。強い加速を出せるポジション取りをするところから始めていきたいです。
次回は九州の別府で少し遠いですが…
世界中、オーストラリア中でレースをしてるので、別府はそんなに遠くとは感じません。
取手競輪場でのニッキー・デグレンデル選手との対戦(ガールズケイリン2018 インターナショナル)も楽しみにしています
デグレンデル選手とはなかなか対戦したことがないので、私も楽しみです。ファンの皆さんも楽しみにして欲しいです。
ステファニー・モートン選手は、次回は5月18(金)~20日(日)の別府競輪場でのレースに出走予定だ。