毎年12月末に実施されている、競輪界最大のレースシリーズ「KEIRINグランプリシリーズ」。開催3日間のうち初日に実施される「ヤンググランプリ」は若手No.1を決めるレースだ。
ではそもそも「ヤンググランプリ」はいつ、どのようにして始まったのか。その歴史や成り立ちについて簡単にご紹介していく。
1995年の復興支援競輪が発祥
「ヤンググランプリ」の”発祥”は1995年。
同年1月に発生した兵庫県南部地震の復興支援競輪として、デビュー5年未満の選手から平均競走得点上位者9人を選抜し、特別競走を実施したことに端を発する。
この復興支援競輪を制したのは、金古将人(福島・67期)。優勝賞金1,500万円を獲得した。
「ヤンググランプリ(G2)」は2001年〜
1995年に復興支援競輪として実施された後、同じような形式のレースはしばらく開催されなかった。
しかし2001年、グレード制の制定とともに新人選手のナンバー1を決める「ヤンググランプリ」が、初めてG2レースとして開催されることに。
『KEIRINグランプリ2001』の前日、2001年12月29日に平塚競輪場で開催され、荒井崇博が初代チャンピオンに輝いた。
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