日本にとっては10月からのワールドカップがオリンピック出場枠争いのスタート
自転車トラック競技の2020年東京オリンピック出場枠、選考について発表が行われた。全6種目、男女計189名の出場枠を、2018年7月6日〜2020年3月1日の期間で開催される各大陸選手権やトラックワールドカップ、世界選手権で得られるポイントで争う。日本の開催国枠は設けられない。
8月の欧州選手権を皮切りに、2018年の10月より6戦に渡って行われるトラックワールドカップ、各大陸選手権や世界選手権でのポイントで出場枠が決まる。
昨シーズンのランキングでは、日本はケイリンで現在1位となっている(オリンピック出場に関してのランキングとは別)。どんどん高まる世界のレベルだが、日本チームは昨シーズンの世界選手権やトラックワールドカップでのメダル獲得、アジア選手権でのメダルラッシュなど飛躍的な成長を見せ、追いつくどころか、勝てる事を証明してみせた。日本チームの活躍へ期待したい。
参考:2018年4月現在の日本の各種目UCIランキング
男子
種目 | 順位 | ポイント |
ケイリン | 1位 | 5742ポイント |
オムニアム | 5位 | 3050ポイント |
個人スプリント | 9位 | 3605ポイント |
チームスプリント | 9位 | 3322.5ポイント |
チームパシュート(団体追い抜き) | 15位 | 3300ポイント |
マディソン | 20位 | 1133.5ポイント |
女子
種目 | 順位 | ポイント |
ケイリン | 3位 | 4181ポイント |
オムニアム | 7位 | 3215ポイント |
個人スプリント | 8位 | 3537ポイント |
チームスプリント | 19位 | 770ポイント |
チームパシュート(団体追い抜き) | 8位 | 5160ポイント |
マディソン | 17位 | 1521ポイント |
※2018年4月11日時点
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