平塚競輪場で実施されている「ALL GIRL’S 10th Anniversary」。史上初の、オールガールズ選手で行われる3日間の開催だ。

この開催最終日、7月1日の9Rに出走した、自転車トラック競技日本ナショナルチームメンバーの太田りゆ。前日の準決勝でまさかの5着となり決勝進出が叶わなかった太田だが、力強い走りで昨日の悔しさを晴らした。

太田りゆコメント

かなり不安で、冷静さはゼロのレースでした。どんなレースをしたのかあんまり覚えていないくらい。

Q:逃げてもすごいんだ、と見せるようなレースでした。

私逃げたんだ?そのくらいわかってないです。どこから行って、何したのか……車間がない中で踏み出してるので、ペースが上げづらかったですね。

Q:自分との戦いの先行のようにも見えました。

昨日(準決勝)の、お客様に対しての申し訳なさと言うのが一番にあって。1着で本当によかったです。

Q:10周年の開催でした。この3日間どう感じましたか?

「ガールズケイリンは良くて5年くらいしかもたないだろう」と言われていたことすら、今回初めて知ったくらい。私はデビューした時からやりやすい環境でやらせてもらっていたと思います。それは先輩たちが作ってくれた環境で、こんなやりがいのある仕事に就けていることを先輩たちに感謝しています。

ここまで盛り上げてくれたのは、選手もそうですが、ファンの皆様があってこそ。ここまでガールズケイリンが盛り上がったんだなと、この開催で感じることができました。

競輪への出走が少ない私ですから、どれくらいガールズケイリンに貢献できているかわからないですけど、SNSなんかも競技や競輪を盛り上げたい気持ちでやっています。これからも微力ながら続けていきたいです。

Q:1期生への感謝を伝えるセレモニーがあったと聞きました。

はい。昨日の夜にお知らせが来て、1期生の皆さんを前にして、今回の参加者全員で囲んで、「ありがとうございました、拍手!」といったことをやらせていただきました。

Q:ひとつ前のレースに出ていた、中村由香里選手が感激していました。

中村さんは還暦レーサーを目指すって言ってます(笑)

Q:太田選手は目指すものが明確です。

はい。パリオリンピックに出場して、そこで戦えるだけの力をつけたいですし、ガールズケイリンでもコレクションのタイトルを獲りたい気持ちが前より強くなっています。今回は決勝に乗れませんでしたが、サマーナイトフェスティバルやオールスターといったチャンスがあるので、また頑張りたいです。

パリを目指すと決めた時点で「両立できないなら辞める」と思っています。覚悟は前よりついていると思います。

【決勝レポート】歴史に残る10周年記念「グランプリ以上のレースに」/ALL GIRL’S 10th Anniversary・平塚