2022年6月16日からスタートする『高松宮記念杯競輪(G1)』。年に6回しかない競輪G1グレードの開催で、これに優勝すれば年末の競輪界最高峰レース『KEIRINグランプリ』への出場権を得ることができる。

その高松宮記念杯の前検日に、「限られた者」しか着られない特別なジャージを着る男がいた。

新田祐大, 高松宮記念競輪, 岸和田競輪場

新田祐大である。

アジアのチャンピオンジャージ

昨シーズンまで自転車トラック競技ナショナルチームに所属し、2021年夏は東京2020オリンピックに代表として出場した新田祐大。ナショナル仕込みの力はピカイチだ。今開催は5月のケガからの復帰戦でもあるため、その点でも注目されている。

そして纏うのは、アジアチャンピオンジャージ。

というのも、新田は『アジア選手権トラック2020』チームスプリントの優勝メンバーで、現アジアチャンピオンの1人。

そしてこの高松宮記念杯と日程が丸かぶりの6月18日から22日にかけ、インド・ニューデリーにて『アジア選手権トラック2022』が開催される。

『アジア選手権トラック2022』派遣選手団が決定!/6月18日〜22日

「つまり……『ここが俺のアジア選手権だ!』ってコト……!?」と思って「そのチャンピオンジャージはあえてですか?」と尋ねてみた。

真相は……

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