2022年3月に卒業を迎えた日本競輪選手養成所の第121・122期生たち。新人選手たちの初の競輪場でのレース「競輪ルーキーシリーズ」が4月30日からスタートした。

4月30日(土)〜5月2日(月) 松戸競輪場 ナイター開催
5月7日(土)〜9日(月) 松山競輪場 ナイター開催
5月27日(金)〜29日(日) 四日市競輪場 ナイター開催
6月11日(土)〜13日(月) 大宮競輪場 昼間開催

シリーズ初戦となる松戸のレースを制したのは、自転車トラック競技中長距離種目で活躍していた一丸尚伍(大分)。

一丸はアジア選手権2019チームパシュート銀メダル獲得メンバーの1人。ちなみにこの時のメンバーは全員競輪選手になっている。

男子チームパシュート銀メダル/アジア選手権トラック2019

レースレポート

開催最終日となる5月2日、男子決勝戦に出場したのは一丸尚伍のほか、ゴールデンキャップ2回獲得の山口多聞(埼玉)、ゴールデンキャップ1回獲得の治田知也(新潟)、高校選抜やインターハイで優勝経験のある日高裕太など。

車番 選手名 府県/期別
1 山口多聞 埼玉/121期
2 日高裕太 静岡/121期
3 五十嵐綾 福島/121期
4 加藤将武 埼玉/121期
5 治田知也 新潟/121期
6 甲斐俊祐 大分/121期
7 一丸尚伍 大分/121期

埼玉勢、大分勢がそれぞれラインを結成。残り1周半で位置を上げた甲斐が先頭の山口と横並びで競り合う中、甲斐の後ろについていた一丸はいったん山口の後ろに収まる。残り半周から五十嵐、治田も前に出ようとするが、最後まで山口をうまく使い、フィニッシュ直前に前に出た一丸が1着となった。

一丸尚伍

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
7 7 一丸尚伍 9.9 差し
1 1 山口多聞 3/4車輪 10.1 逃げ B
3 3 五十嵐綾 1 車輪 9.9
4 4 加藤将武 3/4車輪 9.9
5 5 治田知也 1 車輪 9.9
2 2 日高裕太 1車身1/2 10.2
6 6 甲斐俊祐 大差 H

ガールズ決勝を制したのは小泉夢菜

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