2022年6月16日(木)から19日(日)の4日間、岸和田競輪場にて開催される『第73回高松宮記念杯競輪(G1)』の出場予定選手が決定した。S級S班選手からは8人(平原康多、古性優作、郡司浩平、松浦悠士、吉田拓矢、佐藤慎太郎、宿口陽一、清水裕友)、自転車トラック競技日本ナショナルチームからは新山響平が出場する。
本記事では、出場予定の主な選手に加え、初日(6月16日)の11・12Rに実施される特別選抜予選に出場予定の選手たちもご紹介する。
『高松宮記念杯競輪』とは
『高松宮記念杯競輪』は、2010年までは滋賀県大津市の大津びわこ競輪場で開催されていた。滋賀県の競輪場選定地が近江神宮の外苑にあり、近江神宮に縁のある高松宮宣仁親王に賜杯の下賜を請願・承諾いただいたため、この名前がついたという。ファンや選手の間では親みを込めて「宮杯(みやはい)」と呼ばれている。
唯一の東西対抗戦
高松宮記念杯競輪は「東西対抗」で争われる。3日目の準決勝までは東と西でそれぞれ勝ち上がり、最終日の決勝戦で勝ち上がった東西の選手がぶつかる。
昨年の2021年大会の優勝者は、初出場の宿口陽一。
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