日本競輪選手養成所に関する記事で、しばしば目にする「ゴールデンキャップ」。本記事ではこれがどのようなものなのか解説していく。

ゴールデンキャップとは

日本競輪選手養成所では年に3回「記録会」が実施され、以下の4種目におけるタイムを計測する(第3回記録会では3000m以外を測定)。

200m・400m・1000m・3000m

それぞれの種目に5段階の基準タイムが設定されており、最も良い基準タイムを全種目で記録すると、ゴールデンキャップ獲得となる。

【能力区分基準タイム(男子)】

評価 200m 400m 1000m 3000m
5 〜11秒20 〜23秒00 〜1分08秒00 〜3分49秒50
4 〜11秒50 〜23秒70 〜1分10秒50 〜3分58秒50
3 〜11秒80 〜24秒40 〜1分12秒00 〜4分05秒00
2 〜12秒20 〜25秒10 〜1分14秒00 〜4分15秒00
1 上記以外の者

【能力区分基準タイム(女子)】

評価 200m 400m 500m 2000m
5 〜12秒30 〜25秒50 〜38秒30 〜2分41秒50
4 〜12秒80 〜26秒20 〜39秒40 〜2分49秒00
3 〜13秒20 〜27秒40 〜40秒50 〜2分57秒00
2 〜13秒70 〜28秒50 〜41秒50 〜3分04秒50
1 上記以外の者

参照:能力評価基準タイム(PDF)

ゴールデンキャップを獲得すると……

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