近谷涼
Q:今回の結果を簡単に教えてください。
初日の200mと1000mはゴールデンキャップ基準のタイムを出すことができました。本日の400mもゴールデンキャップタイムを目指したんですが、ゴールデンのひとつ下、白帽のタイムになりました。総合的には白キャップとなりました。
Q:惜しかったですね。
はい。ゴールデンを獲得できたら良かったんですが、力及ばなかったです。
Q:前回の結果と比べるとどうですか?
室内ということもあるので、タイムは全体的に上がっています。ただ目標としていたタイムには届かなかったので、もうちょっと出せたらなと思っています。
Q:一番満足している種目は?
今日やった400mです。ゴールデンのタイムには届きませんでしたが、一番苦手な種目、そして冬の風の中ということも加味すれば、良かったと思います。成長した手応えを感じました。
400mは直駆け(助走なしの測定)なので、中長距離をやってきた身としては不得意な種目でした。8ヶ月くらいかけて練習してきて、それがタイムに現れて良かったと思います。
Q:今回の結果を100点満点で言うとどれくらいですか?
70点くらいです。あと30点を伸ばすためには全体的なパワーが必要だと思っています。筋力的な部分ですね。ウェイトトレーニングなども他の候補生に比べると劣っているし、昔から苦手な部分でした。
Q:太ももをめっちゃ太くする、とかそういうイメージですよね。
そうですね。昔からロードレースを走ってきたので、他の候補生と比べたら体格が一回りも二回りも小さかったです。少しずつ体が大きくなっていますが、もっと筋力的にパワーアップしていきたいです。
Q:12月の全日本トラックでは中長距離種目に出場しました。振り返ってみていかがでしたか?
ここまで中長距離の練習をせずに大会に出たのは、初めてのことでした。どれくらい走れるか未知数でしたが、思ったよりも走れた印象です。養成所でやってきたスピード面のメニューやウェイトトレーニングが、中長距離でも活かされたのだなと肌で感じることができました。
海外の中長距離の選手って、結構体格がいいんですよね。ガタイがしっかりしています。
中長距離の要素はしっかり持っているけど、トップスピードも高かったり、日本人の短距離選手くらいのパワーやスピードを持っている選手が多い。日本の中長距離選手も、短距離的な練習をしないと海外の選手とは戦えないんだな、と感じました。
全候補生のリザルト:
121回生第3回記録会能力評価成績表(PDF)
122回生第3回記録会能力評価成績表(PDF)