村田祐樹
Q:記録会の結果はいかがでしたか?
ゴールデンキャップを獲得できました。
Q:おめでとうございます。満足度としてはいかがですか?
90点くらいです。3回目のゴールデンキャップを目標としていて、その中でも200mと1kmは競輪のフレームでのベストタイムでしたので、良かったと思います。200mはもっと出せるよう、トップスピードを出していきたいです。
Q:それは、トップスピードが特に得意だからより伸ばしたいという感じでしょうか?
どちらかというとまだ物足りないので、さらに伸ばしたいと思っています。ハロン(200m)のタイムを伸ばすことで、トップスピードを身につけていきたいなと考えています。
Q:全日本トラックを振り返っていただけますか?
直前に久々にカーボンフレームに乗り直して、初日のチームスプリントからエントリーしましたが、競技日程が進むにつれて自転車に慣れてきた感じがありました。最終日のケイリンでは3着になり、自分としても良く走れたと思います。
Q:レース内容としても満足いくものでした?
まさかケイリン決勝に進出できると思いませんでしたし、表彰台に乗ることができるとも思っていませんでした。自分としても驚きの結果です。展開と並びと組み合わせと……すべて幸運だったと思います。
Q:大会の中継を見ていた方には競輪ファンも多かったと思います。競技のケイリンと日本の競輪、両方を知るようになって、村田さんが一番大きく感じる「違い」ってなんですか?
競走訓練でも思うんですが、日本の競輪は1回の競走の中で何回も踏み直す面があるなと思います。展開によっていろんなタイミングで力を出すイメージ。いろんな能力が必要だなと思います。競技のケイリンはスタートから全力を出し続けようなところもあるので、脚力が大きな要素となるかなと感じます。
Q:年末年始はどのように過ごされましたか?
スマートフォンが返却されて長く使用できたので、地元の人に連絡を入れたり……あとはスマホをずっと触ってましたね。KEIRINグランプリ2021のレースも見ました。古性(優作)選手の捲りのキレが凄かったです。
Q:生活面で、ここから卒業までの部分で楽しみなこと、やりたいことなどがあれば教えてください。
卒業認定考査と資格検定に向けてしっかり勉強をしたいのと、トラブルを起こさず卒業したいです。
Q:トラブルというと……?
落車とかですね。安全に、健康な体で卒業できたらと思います。