伊豆にある日本唯一の競輪選手養成機関「日本競輪選手養成所」。2021年在所中の121回生より、中野慎詞・太田海也の2人が、12月22日に早期卒業となった。この2人は同期生たちより先んじて、年明け2022年1月にデビューとなる。
早期卒業とは?
養成所で行われる第1回、第2回記録会にて、ゴールデンキャップを獲得し、かつ200mまたは1000m(女子は500m)の独走タイムが基準タイムをクリアした場合、早期卒業候補者として選定される。
選定されたのちも、卒業認定考査への合格や、訓練の必要履修数をクリアするなどの条件がある。これらの条件を満たすことができれば、本来なら2022年7月デビューのところを、2022年1月に競輪選手としてのデビューが可能となる。
現在ナショナルチームへ所属する寺崎浩平と菊池岳仁以来、通算4人の早期卒業者となる。
1/3 Page