オシャレな見た目、味はNEO!?
カレーや牛丼、ラーメンなど”THE 日本食”がズラリ。日本にもありそうな「白だしラーメン」から「miso cod ramen(味噌鱈ラーメン)」など独自なメニューも。
その中から、我々が選んだのは…
- cod mokutan soba
- teriyaki beef donburi
- teriyaki soba
の3つ。
cod mokutan soba (木炭そば)
いい感じにNEOになってまいりました。
麺は真っ黒。これはメニューにもある通り”mokutan”…木炭なのだろう。醤油で味付けされた木炭そばと、味噌ダレをかけた鱈(”cod”とは鱈の事)に、パクチーや青梗菜などの野菜を盛り合わせた一品。なぜ麺を黒くしたのか、なぜ鱈なのか…
情報量が多いワガママな木炭そばのお味は…
うむ………….。
そう、普通に美味しい。ちょっと甘めな味噌風味に、口当たりの良い胡麻油っぽい味が広がる。麺も程よく脂っ気があり、スルスルと胃袋へと進んでいく。
日本食感はゼロですが、これはこれでアリなんじゃないでしょうか。ただ・・・・餃子で感じたように違和感というか、少し何かが違う・・・・。
teriyaki beef donburi (照り焼き牛丼)
色鮮やかでオシャレな見た目。
“beef donburi”を直訳すると牛丼だが、どうやらブリスケット(牛の肩ばら肉)を照り焼き風味に味付けした様子。
本来ブリスケットと言えばバーベキュー。照り焼き「風味」なだけで特に真の意味での「照り焼き」感は無く、米もパサパサ…
と、文句を言ってるようにも聞こえるかもしれませんが、これが意外とブリスケットとご飯の相性が良く、総合してみたらとっても美味しかったです。
teriyaki soba (照り焼きそば)
最後に登場したのは、ボリューム満点の照り焼きそば。
照り焼き風味の汁なしラーメンを想像していたら、出てきたのはまさかのサーロインステーキ付き!麺は固め、鷹の爪の辛さが程よく効いており、シャキシャキのモヤシとパクチーが良いアレンジ。
照り焼きと言うよりは普通の焼きそばの味に近かったですが、個人的には味も濃くてボリュームもあり、食べた3つのメインディッシュの中でも一番美味しくいただけました。
求めたのは、究極の”NEO日本食”
筆者がNEO日本食シリーズを担当したのは今回が初めて。個人的には、もっと”THE 海外の日本食”のような良くも悪くも強烈な日本食が食べてみたかったので、次はツッコミどころ満載のNEO日本食料理屋にチャレンジしてみたいところです。
「wagamama」を調べたところ、1992年イギリス発の日本食店であり、現在ではヨーロッパやアメリカを中心に展開されているようです。
ここ数年ヨーロッパで流行っているヴィーガン食や、日本食をオシャレにアレンジしたメニューも豊富。
日本人が海外で興味本位に食べる日本食としては、十分満足出来る美味しさでした。
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