「辛かった時」は最初と、去年

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輝いて終わりたい

小林優香

Q:競技人生で一番嬉しかったことは?

4年間戦ってきましたが、2018年アジア選手権、ケイリンでの優勝は、とても心に残っています。

その時は1回戦で落車してしまったので、状態的には良くありませんでした。しかし自分の力を出し切って最後に決勝で戦えたことと、世界チャンピオンやオリンピックチャンピオンを相手に自分の力で戦えたというのが、とても印象的です。

Q:スポーツが人々に与えるものはなんだと思いますか?

水泳の全日本選手権で池江璃花子選手が優勝した瞬間を観て、同じアスリートでも感動をもらえたので、私自身も最近「スポーツが人々に与えるもの」を強く感じました。

彼女の背景をすべて知っているわけではありませんが、あの場で戦いきって、四冠を達成したということに心を動かされましたし、だからこそ私も「負けられない」と練習に励んでこれました。そういった力がスポーツにはあるかなと思います。

Q:この企画Make it HAPPENは何かを成し遂げる、やるぞという意味ですが、小林選手にとっては?

オリンピックは、世界中の選手がメダルを狙って参加するものだと思っています。その中で私が、母国で金メダルを獲って”輝いて”競技人生を終える。それが成し遂げたいことです。

Q:オリンピックでの目標を、改めて教えください。

東京オリンピック女子ケイリンの、金メダル獲得です。