ついに日本時間の11/3深夜から日本代表選手達が出場をするレースの始まる、トラックワールドカップの第1戦。試合会場のポーランド・プルシュクフで、選手たちへレース直前インタビュー。

新田祐大選手インタビュー

コンディションはどうですか?

このW杯に向けてコンディションは整えてきたつもり。あとは走るだけです。

トレーニングは満足して出来ましたか?

特にここ1カ月は準備できたので、楽しみです。

ブノワ・べトゥ体制での手ごたえは?

なかなか面白いチームだなと思います。今までやっていないことを行っていますね。日ごろから外国のトップ選手たちと一緒に練習できていたりしますので、刺激を受けてタイムも上がってきました。

マネージメント側での選手たちの管理体制も整っていたので、練習に集中できる環境が整ってきているのは感じています。

ブノワ・べトゥ監督からの言葉で、印象に残っているものは?

一つだけピックアップするのは難しいですが…その場に応じた言葉をチョイスし、力が沸いてくるような言葉をかけてくれますね。

その中で前回の世界選手権で「侍はどこに行った?」と聞かれたことを覚えています。

「侍を連れていったつもりなのに、そのような選手は一人もいなかった。侍魂を持って戦って欲しい。」と言われたのは覚えていますし、気持ちの面で最初から負けていてはいけないということを改めて教わったような気がします。

東京五輪まであと3年、今シーズンの目標は?

昨年(のトラックワールドカップ)はケイリンで最高4位だったので、そこを超えたいです。スプリントは久しぶりなので、どれだけ予選の200mタイムトライアルでタイムを伸ばせるか。まずは日本記録を目指していきたいです。

来シーズンからは東京オリンピックへ向けたポイント争いが始まると思うので、少しでも有利になるよう、今シーズンで良い結果を出したいです。

脇本雄太選手インタビュー

最近はいろいろ成長を伺えますが、何が理由だと感じていますか?

僕の中ではジムトレーニングですね。ブノワ監督が来るまでは週1回やるかやらないかだったのですが、ブノワ監督が来てからは週3回やっています。

厳しいですが、オリンピックを目指す上では必要なことなので、信頼してついて行きたいと思っています。

今シーズンはどうやって戦いますか?

僕の中ではまずは楽しむってことを考え、やりたいと思います。

監督からは「あまりいろいろ気にし過ぎず、楽しむつもりでやれ」って言われています。楽しむだけではダメなのでしょうが「楽しむことから始めないと最後は不安しか残らない」と言われたので。

最終的に自分に自信を持って勝負できるようになるためにも、根本的な考え方から変えて行きたいですね。今シーズンは表彰台に上ることを目標にしています。

深谷知広選手インタビュー

久々に海外でのレースですが、心境はいかがでしょうか?

ナショナルチームで頑張ってきた人たちには大きく力の差をつけられてしまったなと思っています。全てが皆に追いついていないので、ここから頑張っていきたいです。

国内ではサドルのセッティング等、独自に試行錯誤されていると思いますが…

自分なりに色々と考えてやっていましたが、それも全て修正され、だいぶ普通になりました(笑)

トラック競技へ復帰した思いは?

東京オリンピックもあるし、やっぱりトラック競技が好きだし、良いタイミングでチームから声を掛けてもらった、という部分もあります。

今回はどの種目へ参加しますか?

今回のトラックワールドカップ1戦目は、チームスプリントのみ。2戦目はチームスプリントに加え、1kmタイムトライアルに出場する予定です。

長迫、渡邉、雨谷選手