10月にナショナルチームを卒業して、競輪へ集中し始めた新山響平。そして直後に手にしたのは「競輪祭優勝」の栄冠だった。

競輪選手ならば誰もが憧れるG1タイトル獲得を果たして『KEIRINグランプリ2022』の切符を手にしたスピードスター。

競輪祭で感じたレース、ナショナルチームを辞めての変化など、初の『KEIRINグランプリ』を直前に控える新山響平にお話を伺った。

勝利の夜のカップヌードル

Q:まずはGIタイトル獲得おめでとうございます。どうでしたか、競輪祭優勝後のカップヌードルは?

勝利、努力、友情、そして涙の味……これまでの人生で1番美味しいカップヌードルだった、ということでお願いします(笑)

Q:G1を獲得して1番喜んでくれた人は誰ですか?

自分から報告したのは家族ですね。夜も遅かったのでLINEくらいだったんですが、「良かったじゃん」って。あと坂本勉さんです。自分の時は泣けなかったけれど、僕の勝利で涙が出るほど感動してくれた、そうLINEをくれました。

Q:ご自身は涙は出ましたか?

出なかったですね。でも感謝しかなかったです。新田(祐大)さんも前を走ってくれて、守澤(太志)さんも色々やってくれて、成田(和也)さんも4番手回ってくれるし……

Q:カップ麺には涙の味は嘘ですか……?

あっ(笑)

Q:優勝賞金はこれまでに手にしたことのない金額だったと思いますが、その点については実感は?

優勝賞金、4000万もあるんだなあ、って思いました。終わってからじわじわと嬉しかったです。でも税金が凄いことになると思うと不安です。

Q:贅沢な悩みですね。では本題のグランプリの話を伺いましょう。楽しみですか?

楽しみですけど、不安みたいなものもあります。本番に向けて仕上がるのかとか、並びのこととか、自分のレースができないで終わるんじゃないかとか……

Q:税金、走り、コンディション、悩みが頭を埋めていますね……

赤パン、履いてみた

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