ナショナルチームの”ルーキー”太田海也。自身にとって初の国際大会となった「アジア選手権トラック2022」が6月22日に終了。日本は14種目で金メダルを獲得したが、太田はそのうちのひとつ、男子チームスプリントの金メダル獲得に貢献した。
日本代表として初の海外遠征を終えた太田海也にインタビュー。
レースのこと、そしてインドでの強烈な体験を語ってもらった。
トレーニングで体が大きくなってるので……
Q:自転車トラック競技としては初の国際大会、お疲れ様でした。せっかくなので旅の始まりからお話を聞かせて下さい!
はい!出発の日はかなり早く空港に到着していました。そもそもの集合時間もかなり余裕を持った時間になっているのですが、「寝坊して遅刻したらクビになる!」と思って、集合時間の1時間半前くらいに空港に着いて、1人でコーヒーを飲んでいましたね(笑)朝は5時くらいに起きたと思います。
Q:それは緊張もあって、でしょうか?
緊張はあまりなかったです。今回の大会全体を通して、緊張はほとんどありませんでした。
レースの3日前くらいにインドに到着するスケジュールだったので、出発の日は「まずはインドにたどり着く!」を目標にしてる感じでしたね。
Q:飛行機はどうでしたか?
7時間くらいのフライトで、機内食も美味しかったです。1時間の睡眠を2回ほど取ってました。
トレーニングで体が大きくなっているので、座席の窮屈さは結構ありましたね。お尻周りが、やっぱり……
Q:はみ出ちゃいました?
はみ出しちゃえれば楽だな〜って感じでした(笑)でもやっぱりそうもいかないので、7時間ぎゅっと身を固める感じで。リラックスはできなかったですね。新幹線みたいにはいかないです。
Q:今回は7時間でしたけど、地球の裏側の国に行くなら今回の倍くらいのフライトもあるわけで……
嫌ですね〜!でも、別の国の文化を知るためのちょっとした我慢ですね。