BMXフリースタイル・パーク 男子：中村輪夢
中村輪夢
オリンピックでこの競技に出ることがまず1番の目標でした。こうして日本代表として選出していただいたので、出るからには1番を目指します。
状況が状況ですので大会もなく、モチベーションが下がった時期もありました。しかし内定を知らされたことでモチベーションも上がり、いい状態で練習に取り組めています。
オリンピックでは結果がもちろん大事ですが、思い通りの走りをしたいという思いがあります。1分間の走りの中で、ミスなく、自分らしく、決めるところをきちんと決めて、その上で結果がついて来れば1番です。この1年間で「1年伸びて良かったな」と思えるくらい成長したいです。
BMXは日本では知らない方の多い競技だと思います。オリンピックの舞台で僕たちが活躍して、色んな人に知ってもらえたらと思います。BMXを実際にやらない人でも「ああいう競技だよね」とわかってもらえる状態が理想です。
BMXフリースタイル・パークは声援があってこその競技。自国開催ということで、たくさんの声援を受けて良い走りをしたいです。
BMXフリースタイル・パーク 女子：大池水杜
大池水杜
BMXフリースタイル・パークは、オリンピック種目としては東京が初の開催となります。日本国内には女子の選手がおらず、男子の選手に混じって戦ってきました。自分なりに頑張ってきた結果がこうして結果になったことが、とても嬉しいです。
岡山に拠点を移して2年ほど経ちました。岡山のみなさまからの応援がとても嬉しいですし、生まれ故郷の静岡からも応援をいただいています。1つ年上で一緒にBMXをやってきた兄や、様々な場所へ遠征させてくれた父に感謝しています。
オリンピックが1年延期になったことはとてもラッキーだと思っています。今会見を開いている岡山の「ライトBMXパーク」ももうすぐオープンしますし、オリンピック競技となったことで注目を浴び、他にも練習施設が新設されつつあります。ここから1年、より良い環境で練習ができるので素敵な1年にしたいです。
女子のBMXフリースタイル・パークの第一人者としてオリンピックに出られることを光栄に思います。まだまだ日本では知られていない競技ですので、楽しく跳んでいる姿を見てもらい、BMXを日本の皆さんに知ってもらいたいです。「女の子だからできない」という概念を無くせるような、自分のベストなパフォーマンスをお見せできればと思います。
