今年4月に広島で初めて開催されたFISE Hiroshima 2018。4日間の開催でおよそ86,000人を集めた熱~~い大会が広島に戻ってくる。新たな大会の開催は2019年4月19日~21日の3日間、旧広島市民球場跡地にて行われる予定だ。

来年の開催で行われる予定種目は「BMXフリースタイル パーク」「BMXフリースタイル フラットランド」「スケートボード ストリート」「パルクール」「ボルダリング」「アグレッシブインライン」「ブレイクダンス」の7種目。また新たにエキシビション(種目)として「eスポーツ」、「スポーツけん玉」、「バトントワーリング」の3種目を実施する予定とのこと。

11月15日に広島にて行われたプレス向けの会見にはJUSC(Japan Urban Sports Support Committee)会長の渡辺守成氏、JUSC副会長 太田雄貴氏、広島県知事 湯﨑英彦氏、広島市長 松井一實氏などが出席し、意気込みを語った。

その中で、JUSC副会長(フェンシング協会会長)の太田雄貴氏は「FISE HIROSHIMAはスポーツ界に大きな発展をもたらしました。今まで集客に苦しみ、有名でなかったスポーツがFISE HIROSHIMAを通してこんなにも集客できるということを証明しました。これにより他競技団体が「負けてられない、一生懸命頑張ろう」と色々な相乗効果が生まれてきています。今年のFISE HIROSHIMAの成功は私もたくさんの刺激を受けました。来年の大会のさらなる成功のため、私も現地に赴きPR、そして大会の意義を披露していきたいなと思っております。また、今回は復興大会という名も打たれております。広島県のみならず、中国エリアの皆さんをはじめとする日本中の人々にスポーツを通して笑顔や健康をお届けできる、そんな大会になっていけばいいと思っております。」と、新たなスポーツ大会としての地位確立に向けて意気込みを語った。

また出場予定の選手たちも登壇し、それぞれが大会への抱負を語った。

BMXフリースタイル パーク:中村輪夢選手

このFISE HIROSHIMAは開催2回目なので、今回は表彰台に上がれるようがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします。

BMXフリースタイル フラットランド:西川佳宏選手

FISE HIROSHIMA2018には出場しなかったのですが、今年の大会後に来年も広島で開催されるということでしたので、来年は現役復帰して選手として出場します。開催地は僕の地元の広島ですので、応援のほどよろしくお願いします。がんばります。

パルクール:結城啓選手

広島でFISEという大きな大会が開かれるということに感謝しております。関係各所の皆様、ありがとうございます。来年は2回目の開催なので、今年とは違うパルクールアスリート結城啓をお見せできればと思います。皆様、応援よろしくお願いします。

アグレッシブインライン:岩田奈津子選手

広島でFISEという大きな大会があると昨年聞いたときに、すごくびっくりして嬉しくて、こういったスポーツが地元で盛り上がってくれることが本当にうれしく思っています。これもたくさんの方々の応援のおかげでこうなったと思うので、自分にできること、参加すること、もちろん出場すること、いろんなことで自分も協力できるようにしていきたいと思っております。これからもよろしくお願いします。

走る、飛ぶ、乗る、踊る、滑る、そして新種目のeスポーツやけん玉、バトントワーリングなどが加わり、再び・・いや、前回大会よりも会場が熱狂することは間違いないだろう。詳細は以下の公式HPにて発信されていく予定だ。

https://www.fisehiroshima.jp/