11月1日(土)から2日(日)にかけて、『TOYO TIRES presents 2025アジアBMXレーシング選手権』が名古屋競輪場BMXレースコースにて開催された。
大会初日にチャンピオンシップカテゴリー(エリート/U23/ジュニア)、2日目にはチャレンジカテゴリーを実施。本記事では、チャンピオンシップカテゴリーの結果をまとめてお伝えする。

日本では初となる歴史的な大会

20年以上の歴史を持つ『BMXレーシング・アジア選手権』だが、今大会は初となる日本開催。アジア全域から、チャンピオンシップカテゴリーには7カ国、チャレンジカテゴリーには9カ国の選手が集った。

会場となった名古屋競輪場BMXレーシングコースは、2025年8月末に誕生したばかり。本大会が、このコースで行われる初めての国際大会であり、2026年には“アジア版オリンピック”とも呼ばれる『2026年アジア競技大会(Asian Games)』の開催も予定されている場所だ。

当日は快晴に恵まれ、理想的なコンディションのもとでレースを実施。

各カテゴリーで接戦のレースが繰り広げられた。

男子エリート

決勝レース序盤、フィリピンのパトリック・ブレン・クーが好スタートを切りリードを奪うも、第1コーナーのイン側から日本の中井飛馬が鋭く切り込みトップに浮上。
その後も安定した走りを見せ、自身初となるエリートカテゴリーでのアジア選手権タイトル獲得となった。

1位 中井飛馬 XLARGE/MONGOOSE 日本
2位 島田遼 Gantrigger 日本
3位 クー・パトリック・ブレン Patrick Bren Coo フィリピン

女子エリート

エリート・U23・ジュニアの混走形式で実施。
エリート勢では畠山紗英が予選、決勝と全て1位フィニッシュを果たし、圧倒的な走りで2年ぶりにアジアチャンピオンの座を手にした。

1位 畠山紗英 日本
2位 籔田寿衣 Motocross International/iRC TIRE 日本
3位 アメリア・ヌル・シファ Amellya Nur Sifa インドネシア

U23・ジュニアカテゴリー

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