UCI BMXレーシングワールドカップ第5戦

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U23男子

7月に開催された世界選手権にて3位を獲得した中井飛馬と、ワールドカップ第3戦(6月)にてトップ10入りを果たしている島田遼の2人が参戦。

両選手とも予選を通過し、1/8決勝へ進出。

中井は全体のトップタイムを出し1位で準々決勝へ進出。島田は通過圏内の順位でレースを進めるも、コーナーのライン取り争いに破れてしまい、惜しくも敗退。

続く準々決勝もトップタイムで通過した中井は、準決勝も1位で終え、決勝へ駒を進めた。

決勝では1コースに世界チャンピオンのGaroyan(フランス)、中井はその隣の2コースに並んだ。優勝をかけた決勝のスタートで中井は僅かにタイミングを早まり、ゲートに前輪をヒットさせてしまい失速。

最後尾から追い上げる展開となり最終結果は7位。1日を通し、準決勝での中井のタイムが大会トップタイムとなったものの、引き続き決勝でのパフォーマンス発揮に課題を残す結果となった。

中井飛馬コメント

1 日通して調子が良く、すべて準備は整っていたので、決勝でのスタートミスはとても悔しいです。今シーズンはワールドカップにてリザルトを残せていないですが、明日以降もベストな走りをベストなタイミングで出せるように切り替えていきます。

島田遼コメント

1/8決勝ではコーナーでの周囲の動きを把握しきれず、悔やまれるレースになりました。明日はライン取りの改善と、攻める気持ちを持って勝ち進みたいと思います。

大会結果 男子U23

優勝:GAROYAN Leo (フランス)
2位:CASTRO CEVALLOS Cristhian Felicicimo(エクアドル)
3位:MARSZALEK Hugo(フランス)
7位:中井飛馬(日本体育大学)
49位:島田遼(GRAN TRIGGER)

U23女子

日本からは世界選手権にて決勝進出を果たした丹野夏波と、籔田寿衣がエントリー。

両選手とも予選を通過し、準々決勝はそれぞれの組で丹野は 1位、籔田は2位で準決勝に進出。

迎えた準決勝で丹野は、第1コーナーを4位で通過するも、その後セクションで失速。続く籔田はスタートから2番手につけるも、第1コーナー前のセクションにて1位の選手の後輪と接触し転倒。ともに決勝進出を逃す結果となった。

丹野夏波コメント

今回のコースは総合力が問われるコースで、苦手とするスタミナ面で差が出てしまったレースでした。明日は得意な面に集中して、勝ち進めるように頑張ります。

籔田寿衣コメント

順調に勝ち進んでいたので、準決勝では相手のライン変更に反応しきれずクラッシュしてしまいもったいないレースとなりました。大きな怪我は無く良かったですが、打ち身の様子をみて明日以降に備えます。

大会結果 女子U23

優勝:STURISKA Veronika Monika(ラトビア)
2位:GAYHEART Makenzie(アメリカ)
3位:HUTT Emily(イギリス)
15位:丹野夏波(早稲田大学)
16位:籔田寿衣(大阪体育大学)

エリート女子

シリーズ第2戦決勝での転倒により、足首を骨折していた畠山紗英が約4ヶ月ぶりにレースへ復帰。

まだ本調子ではなく、予選から敗者復活戦にあたるラストクオリファイ(LCQ)へ回り、全体の19位で予選を通過。続く準々決勝も通過し準決勝まで駒を進めるも、決勝進出には届かなかった。

畠山紗英コメント

まずはたくさんのサポートにより、レースへ復帰できたことが嬉しいです。リザルトとしてはあまり良くなかったですが、コロンビアに来てからも日々感覚を取り戻してきて、ジャンプのこなしなどプラスな面も多くあったので、残り3戦で調子を戻していきたいと思っています。

大会結果 女子エリート

優勝:SHRIEVER Bethany(イギリス)
2位:SMULDERS Laura(オランダ)
3位:WILLOUGHBY Alise(アメリカ)
16位:畠山紗英

Text:JCF

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