女子チャンピオンシップ
3レースの合計ポイントにて争われた女子チャンピオンシップ。
2022年8月初旬に開催された世界選手権大会では、U23カテゴリーにて4 位を獲得した丹野夏波をはじめ、本大会前チャンピオンであり全日本王者の酒井亜樹、そして酒井と同じく地元岸和田出身で、ジュニアアジア王者である西村寧々花など、国内のトップ選手たちが集結した。
迎えた第1・2レースでは、ともに酒井が1位でフィニッシュし、丹野、西村が続いた。
第3レースでもスタートを決めた酒井が逃げ切り、2年連続となるジャパンカップタイトルを獲得。2位には終始追走が続き、トップに出るチャンスを掴めなかった丹野、そして3位に入った西村は最終ヒートを4位で終え、悔しい表情を見せた。
酒井亜樹コメント
ここ数ヶ月、この大会に照準を合わせて、ホームコースであり大会会場である『サイクルピア岸和田BMXコース』でトレーニングを重ねてきました。
パフォーマンスにアップダウンがあり苦しいシーズン前半ではありましたが、大会に近づくにつれて調子も上がってきて、最高の形で優勝できてとても嬉しいです。
このコースでBMXレーシングに出会い、たくさんサポートしていただいている皆さんの前で、色んな感情の中でのレースでしたが、次の全日本選手権にむけてもう一層頑張ろうと思える大会でした。応援ありがとうございました。
JOCジュニアオリンピック 2022(2日目)
5歳から16歳まで、男女合計105人のエントリーが集まった、2日目の『JOCジュニアオリンピック2022』。
テクニカルなセクションが連続する本大会コースにて、各クラスでは小さい体ながらも華麗なジャンプが繰り出され、夏休みシーズン最後にふさわしい大会となった。
将来のトップサイクリストを担う幼少期の選手から、最年長カテゴリーとなる15-16歳クラスまで、可能性が溢れる熱いレースが繰り広げられた。
そんな本大会が継続されていくことで、トラック競技やマウンテンバイクに続き、BMXレーシングでも国内競技レベルの向上が期待できるだろう。
Text:JCF
大会公式サイト:JCF , bmxracing.jp
9月以降に開催される主要大会
2022年の世界選手権やアジア選手権でメダル獲得を果たしたBMXレーシング日本チーム。
2022年後半にも、重要な大会がまだまだ控えている。ぜひ注目していただきたい。
2022年8月以降の主要大会
開催日程 | 大会 | 開催地 |
9月24日 | ワールドカップ第5戦 | コロンビア |
9月25日 | ワールドカップ第6戦 | コロンビア |
10月29日〜30日 | 全日本選手権 | 大阪 |
参照:JCFカレンダー
BMXレーシングに関する記事はこちら