観客がベルコフへタックル、フェンスを越えて落車
2017年9月1日のブエルタ・ア・エスパーニャ2017第12ステージで衝撃の事件が発生。カチューシャ・アルペシンのマキシム・ベルコフ(ロシア)が、観客のタックルを受け、コース外へ転落するという危険な事態に。
WTF is happening here?pic.twitter.com/UsrXxNDXgw
— ProCyclingStats.com (@ProCyclingStats) 2017年8月31日
Maxim Belkov (Максим Бельков)さん(@maximbelkov)がシェアした投稿 –
Thanks for video!
I hope there will be less such incidents! It’s immoral. Thank you all, everything is fine with me👌
ベルコフは幸いにも怪我はなく、94位でフィニッシュする事が出来たが、レース直後には憤慨のコメントを発表している。
(訳)
今日の第12ステージ、山岳ポイントの手前1-2kmで、赤いTシャツを着た“ファン”に押し蹴り倒され、フェンスを越えて排水溝に落とされました。とてもひどい話で、何が起きたのか、誰かが映像を残していると思うよ…。
さらに、公式サイトでもコメントを発表。
ブエルタの主催者は、昨日プエルト・デル・トロルカルで起きた事件について、グアルディア・シビル(スペイン治安警察)より詳細の報告を受けました。ファンが私を排水溝へ落としたのですが、男性は明らかな精神疾患を患っています。よって、私はこれ以上彼を責めるつもりはありません。
私は負傷しませんでしたが、最悪の事態が起きていた可能性もあります。サイクリングはとても観客と近いスポーツです。これは尊重され続けるべきでもあります。この事件が多くのファンの目を覚ますきっかけとなる事を祈ります。レース中は絶対に選手へ触れないでください。一緒に走らないで下さい。監督が必要な人からは決して目を離さないでください。
マキシム・ベルコフ
via Communication Maxim Belkov on Vuelta incident