2022年7月14日から19日にかけてポルトガル・アナディアにて開催された『2022UECヨーロッパ選手権トラック U23・ ジュニア』。

8月に控えたエリートカテゴリーの大会を前に、ヨーロッパ各国で台頭する将来有望な若手選手たちがメダルを争った。

今回は本大会でのU23カテゴリーに絞り、各種目のリザルトをお届けしていく。

国別メダル獲得数

まずはU23カテゴリーにおける、国別メダル獲得数をチェック。

仮に金メダル1枚を3点、銀を2点、銅を1点とし、男女合計のメダル点数を以下の表にランキング形式で並べてみた。

国名 金メダル 銀メダル 銅メダル 合計枚数 合計メダル点数
男子 女子 男子 女子 男子 女子
1位 イタリア 4 4 1 2 1 12枚 29点
ドイツ 1 3 6 3 2 15枚 29点
3位 イギリス 3 1 5 1 10枚 22点
4位 フランス 1 2 2 4 9枚 13点
5位 オランダ 2 2 1 5枚 11点

合計メダル点数が最も高いのがイタリア・ドイツ。金メダルだけで言えばイタリアが8枚と圧倒。3位は東京2020オリンピックで最もメダルを獲得したイギリス。この3カ国が10枚を超えるメダルを獲得し、強さを見せつけた。

ちなみに同時開催されたジュニアカテゴリーを合わせても、トップ3は変わらず。エリートカテゴリーでも”満遍なく”好成績を残している強豪国が、層の厚さを誇示する結果となった。

メダルを獲得した選手のなかには、エリートカテゴリーの国際大会でも結果を残している選手もいる。U23とはいえ、ヨーロッパという激戦区でメダルを勝ち取った選手たちの今後の活躍に要注目だ。

短距離

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