日本のチームスプリントにとってシーズン初戦となるネーションズカップ第2戦、結果は全体の9位。優勝は世界チャンピオンチームのオランダ。そして2位にはテオ・ボスコーチ率いる中国が躍進を見せる結果となった。

Theo Bos テオ・ボス, チョウ・ユー ZHOU Yu, ロア・ヨンチャ LUO Yongjia, リュウ・シ LIU Qi, CHN - People's Republic Of China A, Finals, Men's Team Sprint, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

テオ・ボスコーチと中国チーム

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UCIネーションズカップ第2戦ミルトン大会、5月12日は大会初日で男子チームスプリントが実施された。

15チームが出場し、日本チームは第1走に長迫吉拓、第2走に小原佑太、第3走に寺崎浩平の布陣で臨む。2021世界選手権では長迫が怪我で参加できなかったため、このメンバーでの公式戦は初レースとなった。

小原佑太 OBARA Yuta, Men's Team Sprint, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

小原佑太

寺崎浩平 TERASAKI Kohei, JPN - Japan, Qualifying, Men's Team Sprint, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

寺崎浩平

いざ、初戦は……

全体の9番目にスタートした日本は、それまでの暫定トップのテオ・ボスコーチ率いる中国(43秒661)を上回れるかが、メダル獲得の指標。

レースがスタートすると長迫のタイムは17秒841、小原が30秒868で寺崎に交代し、フィニッシュタイムは44秒370。6組を残し暫定5位となる。

終盤には強豪が多数出走し、どんどんと順位が落ちていく日本。最終順位は9位で予選敗退となった。なお、予選トップ通過は中国。

予選結果PDF

テオ・ボス率いる中国が見せた強さ

金メダル争いに進出したのは中国(Aチーム)とオランダ。

2021世界選手権でのチャンピオン2人(ロイ・バンデンバーク&ジェフリー・ホーフラント)+サム・リグトレーで出場したオランダチームと、予選トップ通過の中国との戦い。

レースは最終走者まで中国がリードする展開だったが、最後にはオランダが逆転して先着。

優勝はオランダ、2位に中国、3位にはイギリス(Bチーム)との対決を制したドイツとなった。

最終リザルトPDF

長迫吉拓選手インタビュー

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