トラック競技短距離ヘッドコーチのジェイソン・ニブレット。

2016年にブノワ・ベトゥ氏と共に来日し、東京オリンピックまでブノワ体制を支えてきたマッチョな男は、新シーズンでヘッドコーチとなって指揮を取っている。

ジェイソン・ニブレット

5月12日から始まるネーションズカップ第2戦では、多くの短距離選手たちが出場する。 この大会に向けての意気込み。ヘッドコーチからの視点で第1戦の感想、第2戦についての見どころなどを語ってもらった。

第1戦とは全く違ったレースになる

Q:まず第2戦は楽しみですか?

とても楽しみにしています。世界選手権からとても長い時間が経っているので、どんなパフォーマンスを披露することが出来るのかワキワクしています。自分自身も現地で指揮を取るので、世界での立ち位置を確認したいと思います。

※第1戦ではジェイソンコーチは現地に行かず、第2戦に行く選手たちのトレーニングを日本で行っていた

Q:第1戦を観ての感想は?

世界のパフォーマンスを確認できたことは良かったですし、レースの質は高かったと思います。第1戦ではオーストラリアの若手が目立っていましたね。

第2戦では強敵、ドイツのシュテファン・ボティシャ―が出てきます。東京2020オリンピックに出場したニコラス・ポールもいます。

男子ケイリン / 2019ジャパントラックカップⅠ

シュテファン・ボティシャー

ニコラス・ポール PAUL Nicholas, TTO, Men's Sprint, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

ニコラス・ポール

今回はラブレイセンが出場しないこともありますが、全く違ったレースになると思います。日本の選手たちには強敵と戦うことが期待されていますし、戦う姿を見せて欲しいと思います。

ケイリンには積極性が必要

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