9月4日:第2ステージ

スタート直後にアタック合戦

第2ステージは114kmで、中盤60kmから、この日最大の勝負所となる緩い区間も含め、7kmの登り区間がある。その頂上からゴールまでの50km弱は平坦基調の区間となるが、100kmあたりに1.5kmの勾配のきつい登り区間がある。カザフスタンが人数を揃え一つ目の登りで攻撃を仕掛けてくることが予想された。

スタート直後にアタック合戦となり10名ほどが抜け出す。その中には昨日のステージで5位に入った佐藤健が入り、集団はカザフスタンがコントロールして進む。

個人総合リーダーの松田がパンク、蠣崎がホイールを差し出す

しばらく逃げたが吸収される。その後ウズベキスタン2名を含む4名の逃げが出来るが、団体総合も狙うカザフスタンが集団をコントロールして登り区間に向かう。日本チームにとっては良い展開でレースが進むが、この日の勝負所の7kmの登り前、1.7kmの登り麓で個人総合リーダーの松田がパンクしてしまう。

既に登り区間で集団は伸びており、チームカーの到着が遅れると判断した蠣崎優仁が自分のホイールと交換する。

松田、必至の追走劇