第1ステージのレポート

攻撃的な走りは高評価を受ける

第2ステージは今大会最大の山岳ステージで2級と1級の2つの峠を越える。

山岳に強い雨澤毅明(日本U23/宇都宮ブリッツェン)が良いコンディションでスタートに並ぶ。

レースは序盤から3名の逃げグループが形成され、総合リーダーの新城雄大(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)が自ら逃げに乗り、周囲を驚かせる。

追走を迎え受け5名になった逃げグループは最初の2級山岳まで持ちこたえるが、頂上付近で後続集団から雨澤が単独アタックしブリッジに成功。そして1級山岳では更にアタックを決め1級山岳を先頭通過、この時点で山岳賞獲得。

その後は追い上げてきた後続グループに追い付かれる形で10名の先頭グループを形成しゴールへ向かい、最後は9名のグループで同タイム9位でのゴールとなった。

順位こそ9位に留まったが攻撃的な走りは高評価を受けている。明日も標高差の有る周回コースでのステージ。活気あるチームは明日もステージ成績を狙う。

第2ステージ OLOCAU-OLOCAU 140km ステージ成績

1位: SERRANO, Gonzalo(スペイン/CAJA RURAL-SEGUROS RGA )3時間25分20秒
2位:MONTENEGRO, Jorge M. (スペイン/ELI ALUMINIOS CORTIZO-ANOVA)+0秒
3:GRIGOREV, Aleksandr(ロシア/MUTUA LEVANTE-GINESTAR)+0秒
…9位:雨澤毅明+0秒、15位:石上優大+2分08秒、32位:新城雄大+2分30秒、69位:横山航太+5分42秒、77位:渡辺歩+5分42秒、85位:小野寺玲+5分42秒、87位:岡篤志+13分04秒

個人総合成績

1位:GRIGOREV, Aleksandr(ロシア/MUTUA LEVANTE-GINESTAR)6時間32分17秒
…9位:雨澤毅明+07秒、25位:石上優大+2分15秒、29位:新城雄大+2分26秒

個人総合山岳賞

雨澤毅明

個人総合スプリント賞

渡辺 歩

Text : 浅田 顕