ロードバイク完成車に装着されているタイヤを交換する理由

初心者の人は多くの場合、完成車の状態で売られているロードバイクを購入します。メーカーによって異なりますが、初心者向けのエントリーグレードロードバイクに装着されているタイヤの多くは、耐パンク性が高いため、耐久性は良いのですが、そのぶん重量があり重めというのが欠点。さらに、グリップ力も低いので、大会やレースなどでは役不足の面も。

乗り慣れてくると物足りなさも…

そろそろ、ロードバイク脱初心者!と思い始める頃には「ひょっとしてタイヤを変えれば、もっと速く、楽に遠くへ行けるんじゃないか?」そんな思いを抱くものです。実は、それって結構当たりです。もちろん、スピードと距離に直結するのは、ロードバイク乗りとしての脚力ですが、良いタイヤはグリップ力を上げつつ、転がり抵抗を減らし、走りやすくしてくれるのも事実です。

また、サイドにタイヤメーカーのロゴがプリントされているので、ロードバイクのドレスアップにも繋がります。タイヤを変えるとロードバイク乗りとしてワンランクアップした充実感を得られるでしょう。

ということで、今回はロードバイク初心者でも手を出しやすい、1本5,000円以内(実売価格)で購入できる低価格なロードバイク用タイヤを5本ご紹介します。なお、店舗やネットショップによって実際の販売価格は異なるので、価格はご参考まで。

日本製にこだわる人へ!パナレーサー RACE D Evo2 duro

海外メーカー、特に新興国のメーカー製はちょっと…という人にオススメなのが、日本のメーカー・パナレーサーのRACE D Evo2 duroです。

RACE D Evo2 duroの特長は、剛性が高く、砂利や段差などちょっとした荒れた路面でもビクともしないタフさ。耐カット性能にも優れ、3DケーシングにPTベルトを使用することで、貫通・リム打ち・サイドカットなどあらゆるパンク要因に威力を発揮します。とにかくタフさが魅力。

価格も税込4,773円(参考価格)と比較的安価に手に入れることができます。
もう少し安価な国産タイヤが欲しい人には…