2020年11月18日〜23日の6日間で開催の『第62回朝日新聞社杯 競輪祭(GⅠ)』。選手によってはKEIRINグランプリ2020出場権が懸かる、今年最後のGⅠレース。

本記事ではナショナルチームメンバーの出走したレースの結果をまとめてお届けする。

1Rでは117期のスーパールーキー寺崎浩平が浅井康太、志智俊夫と連携。3Rでは登録地を静岡に移すことを発表した深谷知広の中部・近畿ライン、8Rでは脇本雄太河端朋之のナショナル対決と、初日から見どころ豊富であった。

しかしながら今シーズンGIで2勝の脇本が落車し途中棄権となるアクシデントも発生した。

第1R:寺崎浩平

1 1 寺崎浩平 福井/117期
2 2 和田圭 宮城/92期
3 3 鈴木裕 千葉/92期
4 4 武藤龍生 埼玉/98期
5 岡村潤 静岡/86期
5 6 山岸佳太 茨城/107期
7 浅井康太 三重/90期
6 8 志智俊夫 岐阜/70期
9 渡邉一成 福島/88期

残り2周で動きを見せたのは寺崎。ラインの浅井-志智を引き連れて先頭へ出る。残り1周半、山岸-武藤が外から追い上げてそのまま先頭へ。浅井は寺崎から切り替えて武藤の後ろ、3番手の位置を取る。残り半周を切って先頭へ出る浅井の一方、寺崎はじわじわと後方へ。

1着は浅井、2着は鈴木、3着に浅井・寺崎とラインを組んでいた志智が入った。寺崎は7着。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 7 浅井康太 11.4 捲り
2 3 鈴木裕 1/2車身 11.2 捲り
3 8 志智俊夫 1 車輪 11.4
4 2 和田圭 3/4車身 11.2
5 5 岡村潤 1 車身 11.3
6 4 武藤龍生 1 車身 11.7
7 1 寺崎浩平 3/4車身 11.7
8 6 山岸佳太 2 車身 12.1 HB
9 9 渡邉一成 1/4車輪 11.9

第2R:松井宏佑

1 1 松岡貴久 熊本/90期
2 2 小川真太郎 徳島/107期
3 3 諸橋愛 新潟/79期
4 4 岩津裕介 岡山/87期
5 松井宏佑 神奈川/113期
5 6 新山将史 青森/98期
7 椎木尾拓哉 和歌山/93期
6 8 皿屋豊 三重/111期
9 山田英明 佐賀/89期

残り1周で小川が単独で先頭へ。そこに皿屋-椎木尾と続き、後方から松井が先頭へ向かおうと動きを見せる。ラインがバラバラに崩れつつレースは終盤へ。最終ストレートでは小川、皿屋、松井が先頭に並んだが、ラストで伸びを見せた皿屋が1着。松井は2着、3着は小川となった。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 8 皿屋豊 11.1 差し H
2 5 松井宏佑 3/4車輪 11.0 捲り
3 2 小川真太郎 1/2車輪 11.5 B
4 7 椎木尾拓哉 1/4車輪 11.0
5 9 山田英明 1 車輪 10.8
6 3 諸橋愛 1/4車輪 10.9
7 1 松岡貴久 2 車身 10.9
8 6 新山将史 2 車身 11.0
9 4 岩津裕介 2 車身 11.3

第3R:深谷知広

1 1 太田竜馬 徳島/109期
2 2 成田和也 福島/88期
3 3 村上博幸 京都/86期
4 4 大塚健一郎 大分/82期
5 鈴木竜士 東京/107期
5 6 神山雄一郎 栃木/61期
7 深谷知広 愛知/96期
6 8 神田紘輔 大阪/100期
9 小松崎大地 福島/99期

残り1周半で7番手からスパートをかけた深谷。村上-神田を引き連れて先頭へ。残り1周を切り先頭から深谷-村上、神田、鈴木、小松崎の並びとなる。残り半周、5番手から小松崎が追い上げるが、村上のブロックも功を奏し先頭は深谷がキープ。

最終ストレートで追い上げた村上が1着。2着深谷、3着小松崎となった。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 3 村上博幸 11.5 差し
2 7 深谷知広 1/4車輪 11.6 逃げ HB
3 9 小松崎大地 3/4車身 11.5
4 2 成田和也 1/4車輪 11.4
5 8 神田紘輔 3/4車輪 11.6
6 4 大塚健一郎 1/8車輪 11.2
7 5 鈴木竜士 1/2車身 11.5
8 1 太田竜馬 1車身1/2 11.5
9 6 神山雄一郎 5 車身 11.7

7・8R

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