今村駿介、近谷涼、一丸尚吾、沢田桂太郎のチームで参戦した日本ナショナルチーム団体追い抜き予選は、日本記録から0.024秒落ちの好タイムで予選を3位で通過した。

メダル獲得への1歩目

トラックワールドカップ4戦の男子団体追い抜きには出走順にチリ、日本、韓国、中国、アメリカ、ドイツ、ニュージーランド、デンマーク、イタリアの9チームが出場。

まずはチリが4分8秒641のタイムでフィニッシュ。

続く日本は今村駿介近谷涼一丸尚吾沢田桂太郎の布陣。序盤から一定のペースで走り、最後にはラスト1kmのタイムを1秒上げてフィニッシュ。タイムは4分3秒843。2016年1月27日に記録した4分3秒819(窪木一茂、一丸尚伍、近谷涼、原田裕成)をわずかに更新できなかった。

後続の韓国は4分5秒720、中国は4分6秒631、ドイツは4分4秒570となり日本のタイムには届かず。しかしアメリカが4分2秒台を出して日本のタイムを上回ると、ニュージーランドが3分58秒台を記録して、大幅に暫定トップを塗り替える。8番目に登場したデンマークは4分5秒995と日本を下回る結果。そして最後のイタリアが こちらも日本のタイムを下回り予選が終了。

結果、1位がニュージーランド、2位がアメリカ、3位が日本となり、日本は現地時間日曜に行われる1回戦へ駒を進め、予選2位のアメリカと対戦する。アメリカに勝てば金メダルをかけて決勝へ、負ければタイム次第で3位決定戦へと進むことになる。

「次はもっと余裕を持って走りたい」今村駿介

初めてエリートクラスの団体追い抜きで走ったので、不安があり自信を持っていけませんでした。

いつもずっと一人で走っていたので、4人のコミュニケーションが大事だとこのレースで実感しました。緊張していたこともあり、なかなかコミュニケーションが取れなかったので、次はもっと余裕を持って走りたいと思います。

次は記録を意識せず、出せる力を出して走りたいです。

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