4戦は女子団体追い抜き(パシュート)予選で幕を開ける

ついにチリ・サンティアゴで開幕したトラックワールドカップ第4戦。その初日は夜に男女の団体追い抜き予選のみが実施された。

まずは女子の団体追い抜きからレースは始まる。

女子団体追い抜きの参加は6チーム。ウクライナ、中国、ドイツ、日本、ニュージーランド、イタリアの順で出走。

まずはウクライナ、中国、ドイツが走るが、どのチームも4分30秒~40秒の結果となる。

日本チームは4番目の出走で梶原悠未古山稀絵橋本優弥中村妃智の4人で臨む。

カナダ・ミルトンの3戦前に語っていたように、日本記録と同等のタイムをコンスタントに出すことを目標としていた。

「日本記録を更新し続けていく」女子団体追い抜きチームにレース前日インタビュー/2017-18トラックワールドカップ第3戦

快調に先頭交代を繰り返し、まず古山が離脱。残り3人となるもペースを落とさずフィニッシュし、タイムは4分28秒145。暫定トップとなる。

5番目にはニュージーランドチームが出走。ニュージーランドは日本を更に上回るペースで走り4分21秒590で暫定トップに踊り出る。

最後のイタリアは4分22秒572でフィニッシュし、こちらも日本を上回るタイムとなった。

この結果、日本は3位で予選を通過。決勝進出をかけて明日の1回戦をイタリアと対戦する。

「3戦の教訓を活かせた」橋本優弥

女子チームパシュート

目標はもっと高いところにあったので悔しい気持ちもありますが、隊列が途中で上手くいかない中でこのタイムが出たので、良かったかなと思います。

きちんとコミュニケーションを取って、前回の大会で分裂してしまった教訓を活かせたと思います。次は勝てるように全力で頑張ります。

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