2020年4月23日〜26日、武雄競輪場にて開催された大楠賞争奪戦(GⅢ)。無観客での競輪開催が続く中で行われた久々のGⅢは、トラックナショナルチームから深谷知広が参戦するなど注目を集めた。最終日12Rにて松浦悠士が優勝した。

レースレポート

最終日12Rに出場したのは以下のメンバー。

1 1 山田英明 佐賀/89期
2 2 野原雅也 福井/103期
3 3 松浦悠士 広島/98期
4 4 深谷知広 愛知/96期
5 郡司浩平 神奈川/99期
5 6 大坪功一 福岡/81期
7 山崎芳仁 福島/88期
6 8 中村浩士 千葉/79期
9 村上博幸 京都/86期

レースは2025m、5周で行われた。周回は先頭から地元佐賀の山田と大坪の九州ライン、南関東の郡司と中村、近畿の野原と村上が並び、最後尾は単騎の深谷、松浦、山崎で進む。

誘導員離脱のタイミングで郡司、野原が前に出ようとするが、山田がそれを阻んで先頭を守る。残り1周半のタイミングで野原・村上の近畿勢が先頭へ、それに松浦、山崎が続く。

野原に阻まれつつも先頭に山崎が出たところで、後方から深谷が飛び出してくる。残り1周、先頭に出た深谷の番手を取ったのは松浦、その後ろに郡司が続く。

深谷、松浦、郡司、野原の並びで突入した残り1/4周。最後に松浦が深谷を捲り、1着となった。2着は郡司、3着は野原。深谷は4着でフィニッシュした。

松浦悠士「僕たち選手は精一杯頑張ります」

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