『2019-2020トラックワールドカップ第4戦ニュージーランド』、最終日の12月8日に女子ケイリン種目が実施された。優勝は第3戦の香港大会から2大会連覇を果たしたイ・ヘジン(韓国)。日本から参戦した小林優香と太田りゆは決勝進出はならず。

ケイリンのルール&勝ち上がり

最大7人が同時にスタートし、トラック6周の先着を競うケイリン。3周目まではペーサーと呼ばれる風除けが選手たちのスピードを上げ、残り3周からスプリント勝負が始まる。勝ち抜けは大会や出場人数によって異なり、1着のみが勝ち上がる場合もあれば2着、3着までの時もある。

1回戦

各国から24人が出場した女子ケイリン。全4組に分かれ各組6人が出走した。今大会の1回戦は2着までが2回戦へと進出し、2着以下は敗者復活戦へと回る。

太田りゆ

1st Round / Women's Keirin / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand

残り2周の時点で最後尾だった太田が残り1周になると位置を一つ上げて大外から仕掛けていく。しかし最後は勝ち上がりの2着に届かず3着でフィニッシュ。太田は敗者復活戦へと回る。

小林優香

1st Round / Women's Keirin / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand

残り2周の時点で最後尾となった小林。スピードが上がっていく中、最終周回に入ると5番手で仕掛け内側から最終的に位置を2着まで上げてフィニッシュ。小林は1回戦を突破し、2回戦へ進出した。

敗者復活戦

各組1着のみが2回戦へと勝ちあがれる敗者復活戦。

太田は残り1周で先頭に出ると、そこからスプリントを開始する。しかし後方に付けていたポドモア(カナダ)が太田をかわして先着。太田はこの組の結果を3着として、敗者復活はならなかった。

準決勝