平塚F1もシェーン・パーキンスが完全優勝

2017年11月12日に平塚競輪場で開催されたF1戦で、シェーン・パーキンス選手がまたもや完全優勝を果たした。直近4ヶ月の勝率は93.3%。連対率は100%と、パーキンスの強さは圧倒的。先月行われたヨーロッパ選手権ケイリンでは銅メダルも獲得しており、その強さは加速していくばかりだ。

さらに、平塚F1の優勝により、短期登録外国人選手で初の通算取得賞金額1億円を達成したのだ。来日回数8回を数えるだけあり経験の豊富さもさることながら、獲得賞金1億円突破はパーキンスの強さを証明するものでもあるだろう。

ヨーロッパ選手権でメダル獲得直後、競輪でもシェーン・パーキンス完全優勝

シェーン・パーキンスがオーストラリア人初のメダル獲得/ヨーロッパ・エリート・トラック選手権2017

平塚F1 最終日 12R S級決勝

ラスト2周を迎える頃、外側から山賀雅仁(千葉/87期)を先頭にした南関東勢の巴直也(神奈川/101期)、山田幸司(神奈川/78期)が上昇。その後ろにシェーン・パーキンス(オーストラリア)、井上昌己(長崎/86期)が続く。

ホームストレッチでパーキンスは一気にスピードに乗り、先頭の山賀を外側からかわす。2番手には井上がぴったりと追走。ゴールまでトップスピードを維持し続けたパーキンスがそのまま1着でゴール。

次回は11月17日から伊東温泉競輪場で開催のワールドエボリューション トーナメントへ出場予定。エボリューションレースでは国際競技ルールでレースが行われ、使用する自転車もカーボンフレームのもの。ワールドカップ帰りのトマシュ・バベク選手、日本ナショナルチームの早坂秀悟選手も出場予定であり、トラック競技の本職同士対決に期待が膨らむ。

2017年11月の外国人選手、競輪出走予定まとめ

平塚F1 最終日 12R S級決勝 ダイジェスト動画

※13:40あたりから

平塚F1 最終日 12R S級決勝 競争結果

車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 3 パーキンス 30 オース S2 11.5 逃げ  B
2 7 井上 昌己 38 長 崎 86 S1 1/2車輪 11.4 マーク
3 9 野 通孝 34 茨 城 88 S1 3/4車身 11.1
4 2 黒田 淳 32 岡 山 97 S1 1車身 11.0
5 5 木暮 安由 32 群 馬 92 S1 1/2車身 11.3
6 8 巴 直也 29 神奈川 101 S2 1車身1/2 11.0
7 4 山田 幸司 45 神奈川 78 S1 3車身 11.3
8 1 山賀 雅仁 35 千 葉 87 S1 大差  H
9 6 柿澤 大貴 28 長 野 97 S2  落携入

シェーン・パーキンス選手、来期はトラック競技へ専念か