トラックワールドカップ第2戦はイギリス・マンチェスターで昨日からスタート。12日(日)までの3日間、戦いが繰り広げられる。初日に男子チームスプリントが行われた。まずは予選の結果を速報でお伝えする。

男子チームスプリントには、日本からJPC(JAPAN PROFESSIONAL CYCLING)とドリームシーカーが出場。

それぞれのチーム編成は以下の通り。

JPC:第1走 雨谷一樹、第2走 河端朋之、第3走 脇本雄太
ドリームシーカー:第1走 長迫吉拓、第2走 新田祐大、第3走 深谷知広

まずはドリームシーカーが出走。タイムは44秒301。第1戦では44秒391であったのに対し、良いタイムを出している。

次にJPC、予選タイムは44秒533。こちらは第1戦が44秒019であり、タイムを落とす結果となった。

JPC(雨谷一樹/河端朋之/脇本雄太)

JPC(雨谷一樹/河端朋之/脇本雄太)

予選では全14チームが走り、ドリームシーカーは10位、JPCは11位となり、8位までが通過ラインであり、予選突破は叶わなかった。

日本チームの結果は予選敗退だが、雨谷一樹選手が17秒514を出し、自己ベストタイムを更新。このタイムは第1走の中でも3番目に速い結果である。

雨谷一樹選手のコメント

第1戦と同じく、今回も実際にタイムが速かったかどうか、走っていた感触ではわからなかったです。ただ、走り終えてすぐに電光掲示板が見え、自己ベスト更新ということがわかりました。前回に引き続きタイムを更新できたので、正直に嬉しいです。走るのがどんどん楽しくなってきましたね。あとちょっとで世界のトップと争えるかなと。

ようやく練習の結果が出てきたというか、噛み合ってきたと思います。まだタイムは伸ばせると思いますので、次も頑張りたいです。

ドイツ優勝、ボスやブフリが所属するBEAT CYCLING CLUB2位

決勝はドイツが優勝。ボスブフリBEAT CYCLING CLUBは2位。

ドイツ

優勝チームを決める決勝で対戦したのは、ドイツチームとBeat Cycling Club。第1走はBeat Cycling Clubが先着、第2走でドイツが巻き返したが、第3走ではBeat Cycling Clubが差を更に広げて優勝した。タイムはドイツが43秒095。Beat Cycling Clubが43秒542であった。

BEAT CYCLING CLUB

マティエス・ブフリ選手は第1戦でのケイリン優勝に続き、2つ目のメダル獲得。「これから開催されるケイリンでもメダルを獲り、3つ目のメダルを獲るよ!」と語り、自信をのぞかせた。

男子チームスプリント決勝 結果

順位 チーム タイム
1 ドイツ(EILERS Joachim/FORSTEMANN Robert/LEVY Maximilian 43.095
2 BEAT CYCLING CLUB(BOS Theo/VAN DEN BERG Roy/BUCHLI Matthijs) 43.542
3  オランダ(IGTLEE Sam/VAN ‘T HOENDERDAAL Nils/HOOGLAND Jeffrey 43.426
4 イギリス(CARLIN Jack/OWENS Ryan/TRUMAN Joseph

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