きたる9月15日、佐賀県にある武雄競輪場でビッグなレースが開催されます。

年に4開催のみのビッグレース!

開催日程:2017年9月15日・16日・17日・18日
開催場所:武雄競輪場(佐賀県)

ほかの公営競技と同じく競輪にもグレードがあります。最高位にあるGPから始まり、GⅠ→GⅡ→GⅢ→FⅠ→FⅡと続くわけですが、この共同通信社杯はGⅡグレードのレースです。GⅡグレードのレースは、1年間でサマーナイトフェスティバル、ヤンググランプリ、ウィナーズカップ、そしてこの共同通信社杯の4開催しかない注目のビッグレースです。

2016年開催時の優勝者は竹内 雄作(岐阜/99期)で、売上は76億841万6,600円!!わずか4日間で77億円近くの大金が動くのです。

共同通信社杯とは、どんなレース?

出場選手は主に若手の競輪選手。将来活躍するスター選手の登竜門的なレースとされており、通常の特別競輪よりも多数の若手選手が出場します。

出場選手の選抜方法は開催年により多少変更されることもありますが、今年は当年1月〜6月の選考期間にて、

  1. S級S班在籍選手
  2. リオデジャネイロ オリンピックの自転車トラック競技メダリスト
  3. 共同通信社が推薦する3選手
  4. 96期〜109期の選手のうち平均競走得点が上位の25名
  5. FI決勝での1〜3位回数が上位の選手

という順番で出場選手108名と補欠5名が決定しました。

各レースの出走者は自動編成で決める

ポイントは各番組(レース)の出場者決めが自動編成なところ。通常は番組編成担当者が各選手の実力差や地域、その他いろいろな要素を検討しながら、どの予選レースに誰が出るかを決めるのですが、共同通信社杯では、それが出場選抜時の順位により、自動的に決定されるのです。
なので、実力はとてもあるのにラインを組める相手がおらず自力勝負の結果、敗退…といったような波乱が起こりやすいのもみどころです。
出場予定のS級S班選手