リスクを負ってでも踏み込まなければならなかった:ステファニー・モートン

事前のレースプランはありましたか?

今日のように周りが強い選手ばかりのレースは、事前にプランや戦法を決めることがとても難しいです。プランを決めて走ったら逆に良くないので、レースの展開に応じて仕掛けられるところで仕掛けよう、そう思っていました。

レース中、デグレンデル選手と前後が入れ替わった時がありましたが、ご自分で仕掛けたという感じでしたか?

あれは仕掛けたのではなく、流れでそうなりました。

ファンリーセン選手が仕掛けた後、最後に踏み込んだ時はどのように考えれてましたか?

ファンリーセン選手が踏み込んだ時にはもちろんついて行かなければならない、さらに小林優香選手も前に出ていたので離されてはいけない、という考えがありました。後ろからデグレンデル選手が来るだろうというリスクはありましたが、そこはリスクを負っても行かなければと思いました。

雨は影響しましたか?

今日は特に影響なしです。去年の土砂降りのなかで走った川崎競輪場に比べたら、全く問題ないです(笑)

ゴールはデグレンデル選手と僅差でしたね。

本当に接戦で、ボード(電光掲示板)の画像を見てもわからなかったほどです。ゴール時に勝てたとは思っていませんでした。

自分の脚で前に出ていたところを後ろから差されるのは、正直あまり気持ちは良くないですが、それがレースというものだと思っています。

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結果

車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 2  デグレンデル 21  ベルギー L1 11.9 差し
2 5  モートン 27  オーストラリア L1 タイヤ差 12.0 差し
3 7  小林優香 24  福岡 106 L1 2車身 12.1  B
4 4  ファンリーセン 30  オランダ L1 1/4車輪 12.3  H
5 6  石井寛子 32  東京 104 L1 3/4車身 12.1
6 1  太田りゆ 23  埼玉 112 L1 1車身 12.1
7 3  田中まい 28  千葉 104 L1 3車身 12.1

※その他のレース詳細はkeirin.jpでご確認ください。

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