積極的な逃げに挑み、日本チームが表彰台を独占

チームは今回もステージ成績を狙い積極的に逃げに挑む。レースは予想よりも風の影響を受け、幾度か集団が分かれたり纏まったりの展開のなか、最後に飛び出した14名に新城が入り、集団はスプリント勝負に向けてペースアップを試みるがタイム差は縮まらず14人の勝負に。

ゴール前2㎞でアタックした新城がそのまま先着、後続を抑え優位に動けた岡が2位とチームとしては完勝となった。

途中2つのスプリントポイントを獲得した渡辺歩がスプリントジャージを獲得、チーム賞も獲得し表彰台を独占した。

これはレベルの低いレースではない。スペイン人が日本で活躍するように、スペインでも日本の若手が活躍できる。これまで力を使うレース展開を続けた成果が勝利として表れた。

明日はリーダーチームとなるが、力まずに引き続きステージ成績を重視した走りで力を付けたい。

第1ステージ Valencia-Ribarroja 143.7km ステージ成績

1位:新城雄大 – 3時間06分53秒
2位:岡篤志 +4秒
3位:SOR, Erlend(ノルウェー/ESCRIBANO SPORT TEAM)+4秒
…32位:小野寺玲、40位:横山航太、111位:石上優大、121位:渡辺歩、124位:雨澤毅明+11秒

個人総合リーダー

新城雄大

個人総合スプリント賞

渡辺歩

Text : 浅田 顕

第2ステージのレポート