9月3日、今年も栃木県の渡良瀬遊⽔地で開かれたJBCF タイムトライアルチャンピオンシップ。P1で昨年惜しくも3位となった佐野淳哉選手(マトリックスパワータグ)が、前年1位のモニエ・ダミアン(MONIER Damien)選手、および同2位の西薗良太選手を破り見事初優勝を果たした。

P1クラスタの特徴

グループごとにE1、E2、E3、F、P1と5つのクラスタに分かれてレースが行われるJBCF タイムトライアルチャンピオンシップ。中でも、P1クラスタは1周5.3kmのコースを3周して行われる。全長はおよそ16kmである。

3周目で巻き返した佐野選手

佐野淳哉選手

佐野淳哉選手 参照:JBCF

レース後に発表されたラップタイムを見てみると、西薗選手の1周目のタイムは佐野選手のタイムを6秒強上回っていた。しかし、2周目はほぼ互角、そして3周目で佐野選手がタイムを大幅に縮め、最終的に9秒差を付けて優勝した。

西薗良太選手

西薗良太選手 参照:JBCF

連覇のかかったモニエ・ダミアン選手

モニエ・ダミアン(MONIER Damien)選手

モニエ・ダミアン選手 参照:JBCF

昨年のチャンピオン、モニエ・ダミアン選手はタイムを伸ばすことができず、5位でレースを終えた。これは風の影響が大きかったようである。

P1 レース結果

順位 名前 所属 タイム
1 佐野淳哉 マトリックスパワータグ 20:00.8
2 ⻄薗良太 ブリヂストン アンカー サイクリング チーム 20:09.9
3 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン 20:11.0
4 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 20:13.6
5 MONIER Damien ブリヂストン アンカー サイクリング チーム 20:17.8
6 鈴⽊譲 宇都宮ブリッツェン 20:29.8
7 中村龍太郎 イナーメ信濃⼭形 20:51.6
8 Jose VICENTE マトリックスパワータグ 20:59.9
9 豊田勉 エルドラード東北 21:12.6
10 近藤正紀 なるしまフレンド レーシングチーム 21:13.0

優勝した佐野淳哉選手とはどんな人物か