電車にロードバイクを持ち込むなら必須アイテム、輪行袋

ロードバイクに乗れば「遠くへ行ける!」と思っている人も多いと思いますが、実際にはベテランや豪脚なロードバイク乗りでない限り100キロ、200キロといったロングライドを走るのは難しいもの。

それに、行った先で自転車や体調にトラブルを抱え、ロードバイクに乗って帰れなくなった……という緊急事態も起こりえます。もちろん、自家用車やレンタカーに乗せるという手もありますが、免許を持ってない10代やペーパードライバーのロードバイク乗りは電車を利用することになります。

というわけで、今回は電車にロードバイクを持ち込む際に必要なアイテム「輪行袋」についてご紹介したいと思います。

輪行袋には種類がある

まず、輪行袋とはどのようなものなのでしょうか。

輪行袋は自転車を電車に乗せて移動する際、自転車を収納して手荷物扱いにするバッグのこと。手荷物扱いなので、基本的に乗車賃のみで無料で持ち込めます。

輪行袋は鉄道会社によって規定に多少の差はありますが、基本的には自転車を「3辺の合計が250cm以下(但し、1辺の長さは200cm以内)、重量30kg以下」にして収める事ができるバックを指します。さらに、ハンドルやサドルの一部が露出せず、輪行袋に完全に収納する事とされていますし、専用の袋以外、例えばゴミ袋などはNGです。

自転車の持ち込みは輪行袋が義務

自転車の持ち込みは輪行袋が義務

輪行袋はさまざまなメーカーから発売されていますが、基本は「縦型」と「横型」の2種、さらにその2種にも「両輪外すタイプ」と「前輪のみ外すタイプ」の2つの種類があります。
輪行袋には縦型と横型がある