ワールドカップへ向け、期待のできるレース

2017年10月17日、千葉市営競輪場で行われる最後の記念レース、第10回滝澤正光杯の最終日、S級エボリューションレースが行われた。直後にポーランドで開催されるワールドカップへ参加のため、帰国予定のテオ・ボス選手(オランダ)が圧倒的な捲りで、ラストランを勝利で飾った。

レースでは最終周回の2コーナーから猛然とスプリントを仕掛け、6番手より追い上げる。4コーナーを抜ける頃には先頭に躍り出て、そのまま2着天田裕輝(群馬/91期)に3車身差での圧勝。

10月14日に伊豆ベロドロームで開催されたトラックパーティー2017にも出場をしたテオ・ボス選手。そこでは「腰が不調なので、ワールドカップまでに治さないと」と語っていたが、この結果を見る限り11月3日よりポーランドで開催されるトラック・ワールドカップでの活躍も期待できそうだ。

10/18 千葉【GIII】第10回滝澤正光杯 最終日 9R S級エボリューション ダイジェスト動画

10/18 千葉【GIII】第10回滝澤正光杯 最終日 9R S級エボリューション 競走結果

車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1
3
テオ・ボス 34 オランダ S2 13.0 捲り
2
1
天田 裕輝 32 群馬 91 S1 3 車身 13.7 差し H
3
2
渡辺 十夢 37 福井 85 S1 3/4車身 13.7
4
6
角 令央奈 30 兵庫 98 S2 1/2車輪 13.6
5
7
佐藤 一伸 30 福島 94 S2 1/2車輪 14.1 B
6
5
三宅 達也 40 岡山 79 S1 1 車身 13.4
7
4
巴 直也 29 神奈川 101 S2 1/2車輪 13.4