渡邉一成と新田祐大の熱いゴール前勝負

2017年8月15日、いわき平競輪場で開催された第60回オールスター競輪【G1】決勝では、4大会連続オリンピック出場を目指す日本ナショナルチーム渡邉一成(福島/88期)が、新田祐大(福島/90期)と共に地元福島勢でワンツーフィニッシュを決めた。これにより渡邉は年末に開催される「KEIRINグランプリ2017」への出場権も獲得。優勝賞金は4,400万円(副賞含)。

最終2コーナーから新田が仕掛け、3コーナーでは新田・渡邉のゴール前勝負。渡邉が内を突き、1/4車輪差で勝利をもぎ取った。3着は浅井康太(三重/90期)。

関連記事:第60回オールスター競輪 (G1)初日第11Rドリームレースは新田祐大が制す(学法石川高卒)は7着だった。

第60回オールスター競輪 決勝 ダイジェスト動画

via keirin.jp

第60回オールスター競輪 決勝 競争結果

車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1
7
渡邉 一成 33 福 島 88 SS 10.7 差し
2
1
新田 祐大 31 福 島 90 SS 1/4車輪 10.8 捲り
3
9
浅井 康太 33 三 重 90 SS 3 車身 11.1
4
2
脇本 雄太 28 福 井 94 S1 1 車身 10.9
5
6
坂口 晃輔 29 三 重 95 S1 1 車輪 11.1
6
5
原田 研太朗 26 徳 島 98 S1 1/2車身 10.8
7
8
山﨑 芳仁 38 福 島 88 S1 1車身1/2 11.1
8
3
深谷 知広 27 愛 知 96 S1 4 車身 11.8 HB
4
竹内 雄作 29 岐 阜 99 S1 失格過失走行 落再入 入線順位:9

渡邉一成 優勝コメント

ちょっと不甲斐ないレースというか、内からだったんで、本当に素直に喜べない内容でした。去年から比べて新田君の成長のスピードは本当にすごいものがあって、もう僕はただついてるだけで。今回もたまたま内に入ってしまったから勝てただけで、実力ではないかな(と思いました)。

(今回の2度目のGI優勝は)レース内容が本当に納得できるものではなかったので、喜び半減って感じですかね。(今年もグランプリ出場が決まって)去年の段階で、グランプリの舞台でやり残したことがたくさんあったんで、新田君も同じ思いだと思うんで。今年はもっと2人でいいレースをしたいなと思います。

(今後のスケジュールは)10月後半、11月頭ですね。ワールドカップが始まるので、まずはそこを目標に練習メニューは組まれていきます。(3年後のオリンピックに向けて)僕の中ではなくて、監督の中に秘めたものがあると思うので、僕はそれにしっかりと、故障で練習できないとか、疲れて練習できないという状況にならないよう、万全の状態で日々のトレーニングに励むだけです。

※一部抜粋

引用:keirin.jp

第60回オールスター競輪 決勝戦表彰式

【GⅠオールスター競輪】“世界のカズナリ”地元で歓喜のGⅠ優勝だ

オールスター競輪とは

事前のファン投票結果により出場者が決定する「ドリームレース」が特徴。ファン投票上位9名のメンバーで対戦する「ドリームレース」、10位〜18位のメンバーが対戦する「オリオン賞」が見どころ。

また、2017年8月12日(土)、14日(月)にはガールズケイリン選手のファン投票1位〜7位メンバーが出場する 「ガールズドリームレース」、8位〜14位メンバーが出場する 「アルテミス賞レース」も注目。

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