東京オリンピック、表彰台の頂を目指し〜河端朋之選手/自転車トラック競技日本ナショナルチーム選手インタビュー

パワーで押し切っちゃう外国人選手たち

河端朋之 Tomoyuki Kawabata

―今の比重は、本職の競輪より、自転車トラック競技という感じですか?

そうですね。練習もカーボンフレームでしかしてないですし。だから、競輪用の自転車に乗る時って言ったら、本当にレース行って、前検日に組み立てて「あぁ、久しぶりに乗ったな」みたいな。

―やっぱり競輪の自転車とトラック競技の自転車は違いますか?

全然違いますね。進み方とか。踏んで進む感じが違いますね。やっぱり競輪用の方が重い。ギアは軽いけど、重量が重い。やっぱ、ゴール前も減速しやすかったり。昔は違和感がすごかったんですけど、今は競技の練習でパワーがついているから、あまり気にせず自分のパワーを伝えるっていう所だけを考えてます。それが、最近の成績につながってきたのかなって。

―短期登録の外国人選手とかもそんな感じなんでしょうか?

そうですね。パワーで押し切っちゃう、この自転車で行くぜ!みたいな。一瞬で、一回の踏み込みで決めちゃう感じです。自分も、そういうレースをしろと言われるしけど、ラインとか色々あって、一筋縄ではいかないんですよね。

ドミちゃんは、強い。

河端朋之 Tomoyuki Kawabata
トレーニングの合間にデニス・ドミトリエフ選手(ロシア)とのおふざけ

―外国人選手との練習は役立っていますか?

これが世界トップの力か、っていうのを見せつけられる時もありますし、逆に意外と走ってみたら勝てそうなところもあるし。まぁ、そういう意味で自信をつけさせるために、一緒に練習させたりってのもあるのかもしれないですね。

―こいつらスゲーなっ、って思うところは?

ドミちゃん(デニス・ドミトリエフ)は強い。練習よりも本番の方が強いって感じ。練習も集中して何本かだけやって終わるとか、結構あります。ダラダラするんじゃなくてメリハリがちゃんとしてる。1本やって、しっかり休んで、1本やってしっかり休んで、で次の日は休む。

今のペースで強化していかないと、勝てない。